おはようございます。
こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。
本日のテーマは『信じられない行動に出た「学ばない」中学生』。
だいぶ前。
とある中学生たちに怒りが爆発した。
彼らは小学校から知ってて、わりと気心知れた存在。
僕にとっては息子のようなもの。
その彼らがやってきた行動に鬱憤がたまり、ついに限界を突破した。
わりとキツめにくどくど長いこと説教をしたつもりだったのに、1ミリも彼らには届いてなかった。
最近の中学生は学ばない子が多いんだろうか?
そんなお話。
何が起きた?
ある日。
こども食堂がフィーバーした。
ど平日なのに、午後5時ぐらいから次から次へとこどもたちがやってくる。
中には久しぶりの子もいたりして、
あぁ…こどもたちの中では「ここはなんかわからんけど面白い場所」とでも認識してくれてるんだろうか…
なんてちょっと感慨深げに思ったり。
そんな中。
例の中学生たちも来た。
5人ぐらいで。
8席のお店が全部こどもで埋まった。
僕は僕で、デリバリーの注文がいくつも入ってたので、こどもたちの相手をしてる余裕がなかった。
こども用の「とらきチケット」は1日10枚と決めてるので、中学生たちが来た時点ですでに2枚しか残ってなかった。
5人で2枚。
どうするのかと思ってみていたら、1枚はふたりで分け分けしていて、1枚はひとりが独占してた。
そこはみんなで食べれるもんを5人で分けるべきだろうよ…。フライドポテトとかさ…。
彼らにそんな思いやりの心など皆無。
友達って何なんだろう……。
そんなこんなでとてもワチャワチャした日だった。
そんなことは日常茶飯事なのだが。
問題はここから。
彼らが帰る時、乱れたイスをそのままにして帰ろうとしたので「イスをキレイに並べてくれ」と言ったところ「なんでおれが??」と言い出した。
………。
いやいや…。
待て待て…。
それぐらいやってくれよ…。
イスキレイに並べるのなんか10秒もかからんやん…。
ただでさえこないだキミたちは今信頼を失っているのに。
僕の怒りが爆発したことでキミたちがその後どうするかをじっくりみてるのに。
そういう些細な行動は今までは別に何とも思わなかった。
だけど"チリも積もれば山となる"という言葉を知ってるかい?
何でも受け入れてくれるようにみえても、実は裏でちょっとずつ怒りのバロメーターが上がってる、なんて人間もいるんだ。
親しき仲にも礼儀あり
人間は誰だって「自分に対して嫌なことをしてくる人」に対して「ん?なんで?」って感じるもの。
それが大きいか小さいかは人それぞれある。
それで言うとその違和感は、僕は限りなく小さい方だとは思う。
だから大概の人はまったく気づかずスルーするので、僕はよく標的にされる。
それをわかってるのかわかってないのかは知らないけど、彼らは礼儀というものがまったくない。
ごはんを受け取る時に無言で受け取る。
充電器を借りても返さずにそのまま放置。
ギャーギャー騒いで注意されて、その翌日にまた同じようにギャーギャー騒いで注意される。
彼らには礼儀というものがまったくない。
小学生の時は全然気にならなかった。
それはたぶんまだ知り合ったばっかりというのもあっただろうし、彼らの人間性を全然知らなかったからだ。
でも今はつきあいもそれなりにあって、息子のような感覚にもなってきた。
だからこそ余計に思う。
彼らは今、大人の階段を上っている真っ最中。
その過程でどんどん腐っていってるような感じがしてるのが歯がゆくて仕方ない。
これまでに再三注意したり声かけをしてきたけど、一向に変わる兆しがみえない。
彼らの行く末は・・・
さてさて。
これから彼らはどうなっていくのか。
今の腐っていってる感じをみると、とめどなくどこまでも腐っていってしまうんだろうな、と思っちゃう。
でもそれは仕方ないのかもしれない。
僕らにはどうすることもできない。
僕らは彼らの親じゃない。
何の関係もない、ただの居酒屋の店主と若女将だ。
それ以上でもそれ以下でもない。
だけど、だからこそできることがあるとは思う。
ただ。
今の彼らには何かしてあげたいという気持ちは1ミリも生まれない。
ワクワクしない。
むしろこのまま関わってたら自分たちまで腐っていきそうでイヤだ。
この2年間、散々言ってきたつもりではいる。
それでも何も届いていない。
もうこれは放置するしかない。
別に親でもねーし。
理想は彼らが大人になってとらきチケットを買いに来てくれたら最高だな、と思うけど、どうやら今のままだとそんな未来はみえない。
このまま腐っていくならそれも仕方ない。
それを見届けるしかない。
残念だけど、どうにもならないこともある。
でもまだ時間はある。
見放したわけじゃないけど、半分以上見放してしまってるこの状況を打開できるのは彼ら自身しかいない。
信じて待つしかない。
なかなかしんどいな。
ご清聴ありがとうございました。



コメント