おはようございます。
こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。
本日のテーマは『こどもをすぐ怒る前にまず事実確認をするのが大事』。
子育て論ですねん。
こども食堂に来るこどもと、その親の関わり方で「あ〜……それは絶対やめた方がいいよぉ〜…」と思う出来事がある。
そんでもってよくよく考えてみるとやっぱり絶対にしない方がいい。
それは自分がこどもの時にそれをされて精神的にかなり追い詰められて、大人になってもなかなか拭えずかなり引きずってしまったから。
親からすると別に"どうってことない"って思ってることでも、こどもにとっては大事件で、それが積み重なると大変なことになる。
そんなお話。
こんなことやってない?
先日。
こども食堂にきてる子の親御さんと話をする機会があった。
その時に「うちの子虎吉で失礼なことしてないですか?」という話になり、僕は「めっちゃ無礼極まりないことしてますよ(笑)」と、冗談混じりで返した。
ひと笑い生まれて「これからもお世話になると思うのでよろしくお願いします」と丁寧にご挨拶をいただいた。
その親御さんとは全体的に和やかな雰囲気で会話したんだけれども、その会話の中で僕が「無礼極まりないことをしてますよ(笑)」と言った時、親御さんはすぐさま申し訳なさそうに「あぁ〜…ちょっとすぐに叱っときます」と苦笑いした。
それに対して僕は「それはやめてあげてください」と言った。
続けて「虎吉では羽を伸ばしてるからそういうことができるんだと思うんです」と。
「僕はその無礼も全部受け入れた上でやってるので、何とも思ってないんです」と。
僕なりに自分の経験からその子のことを考えてのことだった。
その後、親御さんがその子に対してどうしたのかはわからない。
だけど、世の中こういう親御さんは多いのではなかろうかと思う。
こんな時代だから余計に。
もし、親御さんが言った通りにすぐさまこどもを叱ってたとしたら、どうなっていただろう?
まずは確認をとってから
同じようなことが過去にもあった。
虎吉にしょっちゅうきてるメガネくんが帰り際に「SHINE」と言ったことがある。
それはただの悪ふざけでしかなくて、僕も反射的に「ハァ?」とは言ったものの、お互いにそこは理解してるから特に何も咎めることはない。
その一連の流れを動画にして投稿したところ、どうやら先生たちの目にも留まったらしく、メガネくんは先生たちに泣かされるぐらいボロクソに怒られたという。
なんでこっちが何も思ってないのにそうなるの?
と、今度は僕が先生たちに腹が立った。
カオスじゃん。
僕とメガネくんの間では関係性ができてるから、たとえ無礼極まりないことを言ったとしてもそれはただじゃれ合ってるだけにすぎない。
でも先生たちにとってはそうじゃない。
自分たちの物差しでしかものをみないから「なんて失礼なことを言ってしまったんだ……」と戦々恐々になる。
それで焦ってメガネくんを呼び出して複数人の先生が囲んで怒った。
メガネくんからしたらホントに意味不明である。
僕との関係性が成立してると思ってやったことなのに、まったく関係ない外野から理不尽に怒られる。
先生たちが焦った内訳は、おそらく自己保身。
メガネくんが学校以外の所で無礼を働いたことにより、その撒いた火種がいずれ自分たちに降りかかってくることを恐れたがために、その責任をすべてメガネくんに押し付けた。
自分たちが何らかの責任を負わされるのが嫌だったにすぎない。
だとしたら、まず僕に確認をとってからにした方が責任どうこうは免れるのでは?
仮に、先生たちがそのことに関して僕に何らかの連絡をしていたら。
僕はそれに対して何も咎めることはない、と返す。
そしたら一応安心はできるだろうから、メガネくんに対しても軽く注意をするぐらいですんだのではなかろうか?
件の親御さんも、口では「すぐに叱っときます」とは言ったものの、おそらくこどもに対しては何も言っていない。
僕と親御さんの間で事実確認がキチンとできているからだ。
何か言ったとしても、軽く注意する程度ですむだろう。
ここで、僕とこども、そして親御さんとの間でしっかり状況の共有が成立した。
これが理想の形なんじゃねぇの?
理不尽に怒ったこどもの末路
冒頭でも言ったけど、僕もこどもの時に親に理不尽に怒られたことが原因で、大人になってもそのトラウマがなかなか拭えなかった。
その内訳は、毎日オネショをしていた僕が毎日怒られていたこと。
僕だってできることならオネショなんかしたくない。
それなのに親は毎日怒ってくる。
完全にすれ違いが生まれてしまってる。
親がやるべきことは、まず事実の確認。
オネショをしてしまうのは、膀胱や自律神経がまだ未発達でコントロールがうまくできないことによる。
さらに精神的なものもある。
本人がいくら努力したところで防げるものじゃない。
体が成長すればいずれオネショはしなくなる。
その事実を知っていたのか知らなかったのかはわからないけど、怒ることで僕の精神はどんどん不安定になっていった。
僕は身体的にも成長しておらず、精神的にもかなり不安定な状況だったので、そりゃー毎日オネショするわなって感じだ。最悪の悪循環だ。
つまり、僕の親は自分たちで自分たちの首を絞めてた、ということになる。
もし、本人の努力ではどうしようもないことを知っていたら、もう少し僕に寄り添ってくれてたのではなかろうか。笑
結果。
僕の精神は非常に不安定になり、40歳を過ぎたあたりでようやく立ち直れた。
立ち直れたのは、毎日オネショをして毎日怒られたことによる「愛着障害」が原因だと理解できたから。
その事実を自分で認めることができたから。
僕と親。双方がその事実を共有して認め合うことができたら、たぶん今でも親子関係はうまくいってるんじゃないかなーと思う。
でも真実は違った。
愛着障害だということを親に伝えて、それを親が笑って認めてくれればすべてが解決する気がした。
でも、親はバツが悪そうにその事実を認めなかった。
何も面白くない僕は、それ以降親との関係を絶った。
会ってもないし連絡をとることもしていない。
会いたいとも思わない。
少なくとも今は。
今後、向こうから歩み寄ってくれることがあったらまた会うこともあるかもしれない。
その時が来るまでは僕から連絡をとることはない。
別に向こうがその気がないならもう一生会わなくてもいい。
たとえ倒れたとしても行かないかもしれない。
それぐらいまで親子関係はよろしくない。
これは極端な例かもしれないけど、理不尽に怒るとそういうこともある。
「明日は我が身」っていうことわざもある。
決して他人事ではないと僕は思う。
さて。
あなたはどうする?
ご清聴ありがとうございました。


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