おはようございます。
こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。
本日のテーマは『エモワングランプリ』。
先日。
中学生が虎吉に来て嘆いてた。
エモワングランプリなるものがあり、それに全員強制参加させられるのが鬱陶しくて仕方ない、と。
何それ?と話を聞いたら、内容が酷すぎてワロタ。
先生たちはアホなのか?
そんなお話。
エモワングランプリってなに?
エモワングランプリ。
全然知らなかった言葉だけど、聞いた瞬間に寒気がした。
詳しく聞いた。
なんでも、英語で漫才をする、とのこと。
英語で漫才?!笑
寒気の理由はこれだった。
話をするのも憂鬱っぽかったので、それ以上はあまり聞けなかった。笑
とりあえずなんだか香ばしかったので、自分で詳しく調べてみた。

⇒コチラ
正しい表記は「EMO-1グランプリ」。
E=English、M=漫才、O=大阪
EMO-1グランプリは、大阪のお笑い文化を感じ、英語を使った漫才にチャレンジしながら、自分の気持ちを伝える力や、世界の人とつながる力を楽しく育てていく大会です。
とのこと。
香ばしいなぁ…。
しかもこれ、学年全員が強制参加させられるらしく、大阪府の中学校が何校か出て、決勝は関西大学のどっかの大ホールでやるんだとか。
なんとまぁ…。
何のためにこんなことするんだろう?
ホームページに書いてあった。
・こどもたちが言語や文化に対する理解を深め、主体的に英語でコミュニケーションをとる意欲を育む場を継続的に提供することにより、英語を活用して多様な人々とつながり、共生社会を形成する態度を育成する。
・「目的・場面、状況」に応じて相手を意識しながら自分の考えや気持ちを適切に表現する英語力を育成するとともに、漫才特有のテンポや間を体験することで、コミュニケーション能力の向上を目指す。
・大阪のお笑い文化である漫才を英語で行うことで、こどもたちの英語活用へのモチベーションを高め、Beyond EXPOとして府域全体でさらなる英語力向上を促進する。
だそうだ。
応募方法は、動画を撮影して動画ファイルをアップロード、台本テキストも貼り付けるんだとさ。
審査基準
■ 創造性・オリジナリティ:独自の観点や面白さがあるか
■ 発音・明瞭さ:英語の発話が明瞭で、聞き取りやすいか
■ 構成力:話の流れや展開が分かりやすいか
■ 観客との一体感:共感や笑いを生み出しているか
■ パフォーマンス力:表情やジェスチャーを活用できているか
等、上記を総合的に審査
そのままコピペしたもの。
賞はグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞があるみたい。
グランプリにはトロフィーが、準グランプリと審査員特別賞にはそれぞれ賞状が贈呈されるとのこと。
……………………………。
こりゃヤベェ。
大人たちのエゴでしかないクソイベント
ツッコミどころしかなくてどこから言ったらいいかわからない。
まず。
英語で漫才っていう設定の時点で爆死確定。
そもそも英語をそこまで話せる子がいないから、まず英語力を身につけるところから始めないといけない。
これを書いてる時点で、応募締切まで3週間。
いや、ムリじゃね?笑
英語すらまともに話せない状態で、そこからさらに「漫才をする」という超無謀なことをやるという暴れん坊っぷり。
漫才ナメんなよ?笑
僕はお笑いは素人だけれども。
台本作ってそれから練習をたくさんして間とかテンポとかを極めていかないと笑いが生まれない…っていうことぐらいはわかる。
正直、漫才だけでもかなりハードルが高いと思われる。
プロの芸人の人たちの裏側とかをみたことがないんだろうか?
台本いくつも書いて死ぬほど練習しても全然笑いがとれない、なんてこともザラにある世界だ。
それをたった3週間の付け焼き刃でやったところで、笑いはとれないわ、恥ずかしい思いするわ、みてる側もいたたまれない気持ちになるわ、で誰も幸せになれないじゃないか。
無謀にもほどがあるだろ。
漫才だけでもかなり無謀なことなのに、それを英語でやるとか、頭おかしいだろ。
こんなもん大人のエゴでしかない。
さらに詳しく調べてみると、主催は「大阪府教育庁」。
そりゃ頭おかしいわ。
現場のことなんて全然知らないんだろうな、と思わざるを得ないやり口だ。
現に中学生はやり場のない怒りでうなだれてるじゃないか。
主催の目的も意味不明。
こんなんで英語力の向上ができるわけない。
仮にやるとしても、まず漫才でいっぱいいっぱいになって英語まで気を回す余裕が生まれなさそう。
「Beyond EXPO」って何やねん。笑
調べてみたら「大阪府・市の成長戦略」だとさ。
しかもこのエモワングランプリのホームページの作りが終わってる。
今風に仕上げようとしてるのか、VTuberっぽいデザインとか色使いにしててだいぶ痛々しい。
今の中学生のことを考えてるようで何も考えれてない。
頭の中パンクする中学生が続出しそう。
イベントも誰も笑わなくて大失敗になりそう。
そして静かに来年はやらなさそう。
いい未来がひとつもみえない。
どうせやるならさ…
どうせやるなら、せめて漫才だけにした方が良さそう。
漫才だけでもコミュニケーション能力の向上はじゅうぶん図れると思うし。
ほんでやるなら有志だけにすればいい。
合唱大会みたいな"歌"とかならまだマシ。歌は強制的にやらされてもある程度聴ける。
だけど、強制でやらされるお笑いで笑いなんかとれるわけない。痛々しくてみれたもんじゃない。
100%スベる。
行政主催だからムリだろうけど賞金つけるとかさ。
中学生たちがやる気になるようなことを考えないとさ。
今のままだと誰もやる気にならないんじゃないか?
こっちは必死でこどもたちと日々向き合いながら「どうやったら彼らはやる気を出すんだろう?」なんてことを考えてるのに。
それでもわからないことだらけなのに。
安直にもほどがあるだろこんなもん。
こんだけボロクソ言ってるけど意外と盛り上がってたりして。笑
本番をみてみないとわからないね。
こればっかりは。
ご清聴ありがとうございました。



コメント