こどもが親をウザいと感じるのは親の責任でこどもに罪はない:こども食堂店主のひとりごと

子育て

おはようございます。

 

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

本日のテーマは『親がウザいと感じるのは親のせい』。

 

小学校高学年から中学生・高校生ぐらいまでの間、親をウザいと感じた人が多い我が国ニッポン。

 

個人的には物心ついた時からずーっとウザくて、それが中学生になったあたりでどんどん大きくなって、高校生になった時に大爆発を起こした。

 

そして今なお、親との関係はよろしくない。笑

 

それでも人生は楽しめるもので、親だからといって別に仲良くしなければいけないという決まりなんかどこにもない。

それは親の自業自得。

 

親をウザいと思う理由3つ

 

親がウザいと思うのは主に以下のとおり。

他にもたくさんあるけど。特にこれというものを。

 

親がウザい理由その①自立しようとしている

人間は誰しも自分の考えを持ってる。

こどもであろうと大人であろうと、死にかけのジジイであろうと。

中でも大人が自分の考えをしっかり持ってるっていうのは誰もが認めてくれるけど、こどもとか死にかけのジジイだとあんまり自分の考えを尊重してくれないフシがある。

中学生あたりの年齢になると、自分の考えが強く出てくるけど、まだまだこども扱いされてその考えが通るかどうかは親次第。

そんな時に、自分の考えを受け入れてくれない親だと、そりゃー「ウザい」と思うのは当たり前のこと。

自分自身としっかり向き合おうとしてる時期なので、誰に何を言われようとしっかりと自分の考えを貫いた方がいいのだけど、それがなかなかそうはいかないことが多い。

いわゆる思春期と呼ばれてる大切な時期。

自分を形成しようと頑張ってる大切な時間なのに。

 

親がウザい理由その②親が自分の意見を押しつけてくる

 

人間を形成していくために思春期は大切なもの。

そんな大切な時期に親は自分の価値観だけでものを言ってくることがある。

だけどそれはあくまでも親自身が培ってきた感覚でものを言っているだけで、こどものことを考えてるわけじゃない。

それをスッと受け入れれるならそれはたぶんこどものことを考えてのこと。

だけどウザイって思うってことはそうじゃなくてただただ親が自分の価値観を押しつけてるだけにすぎない。

しかもだいたいそれを上から目線で言ってくるので、ウザいと思うのは当然のこと。

 

ホントにこどものことを考える親はそんなことはしない。

こどもの基準というものを大切に尊重してくれるのがこどものことを考える親だ。

 

生きてる時代も違えば、感覚も違うから本来は口出しなんかできるものじゃない。

 

こどもをひとりの人間としてみていなくて、自分の所有物かのような扱いをして支配しようとしてくる。

 

それは自分の身を守りたいとか、世間体とかステータスとかそういうくだらない理由をこどもに押しつけてるだけ。

 

親がウザい理由その③実は親は関係なかったりする

 

思春期に突入すると、精神的に不安定になるので、その不安定さゆえにイライラすることがある。

自分が気を許した相手、たとえば友達とかだとイライラすることもないかもしれないけど、親が自分を尊重してくれなかったり、意見を押しつけてきたりすると、ちょっとしたことでもウザいと感じる。

それまでは何とも思ってなかったことでも、ちょっとしたキッカケでイライラが爆発する。

でもそれは精神的にも成長しようとしてるからで、自分と向き合ういい機会。

…と同時に親に甘えてるということでもある。

イライラをぶつけれる相手がいるのは幸せなこと。

中にはぶつけることさえできない、ぶつける相手すらいない人も一定数いるのだから、、、

 

ウザい親の行動3つ

 

親をウザいと感じる時は何をやってもウザいと感じるものなんだけども。笑

その中でも特にSATSU意がわいてくるようなものを3つ挙げてみた。

 

ウザい親の行動その①プライバシーもクソもない

 

断りもなく自分の持ち物を探られたり触られたりするとこれ以上ないぐらいうっとおしい。

ノックもなく突然部屋に入ってこられたりするとかもう絶対イヤ。

外出してて「どこにいるの?」とか「誰といるの?」とか聞いてくるとか、完全にプライバシーがなくて親の監視下にあるみたい。

これはホントにウザい。

あとスマホ勝手にみられたりとかね。

ホントにやめていただきたい。

 

ウザい親の行動その②意見・価値観を押しつけてくる

 

価値観とか意見を押しつけてくる親はウザい。

親が自分で良いと思ったものしか認めないとかね。

食べ物とかに関しては栄養のバランスとかがあるからまだいいようなものの、習いごとを押しつけてきたり、友達と遊ぶなとか言い出したり。

最悪なのは好きな異性を否定されること。

それはもう親として、いや人として絶対やっちゃダメなこと。

でも「親だから」という謎の理由で自分の意見を押しつけてくる。

 

ウザい親の行動その③「勉強しろ」

 

親が言ってくるウザいことナンバーワンはこれじゃないかしら。

どの時代でもこういう親はいるから安心して(?)ほしい。

昔は多少価値はあったのかもしれないけど、今は学校の勉強に価値がない。

少なくとも僕は学校の勉強に価値はないと思っている。

それよりもやりたいことを見つけてそこにたどり着くにはどうしたらいいか?を考えないと生きていけない。

そういう意味での勉強なら絶対やるべきだけど、学校の勉強はやってても意味がない。

そんなものを押しつけてくるのは何も時代を読めていない証拠。

 

親がウザいことをする理由3つ

 

親がウザイことをしてくるのにはそれなりの理由がある。

親もひとりの人間で完璧じゃない。

 

それをこどもが受け入れれるかどうかは別にして。

 

ウザイことをする理由その①こどもの心配をしてる

 

こどもの将来を考えて、ちゃんとした人間になってほしくて心配して価値観や意見を押しつけてくることもある。

それはこどもよりも親の方が人生経験値があるからこそ、それを伝えたい、っていう思いがあるから。

こういう理由があるかもしれないって思うと、ウザいと思える行動もちょっとは和らぐかもしれない。

まぁ思春期の不安定な時期はそんなこと関係なくウザいものではあるので、心配するならもっと違った方法で心配していただきたいものだ。

 

ウザいことをする理由その②こどもの気持ちがわかってない

 

①の理由があったとしても、それが伝わらなければなんの意味もない。

むしろ関係が悪化していくだけ。

こどもの気持ちを1ミリもわかっていない。

 

ウザいと思われてることすらもまったく理解してない。

親は生んでくれた人だけど、別の人間。

カラダもココロも別のもの。

何で傷つくとか、何で喜ぶとかもまったく理解してないこともある。

親のクセに。そんな親に限って親であることをかさに着て偉そうなことを言いたがる。

 

ウザいことをする理由その③ただの八つ当たり

 

親も人間だから…。笑

ついついこどもと何の関係もないことを理不尽に八つ当たりされることもある。

 

だけど親だからこそ、人生の先輩だからこそ、これは絶対にやっちゃいけないこと。

後でちゃんと謝ってくれればまだいいけど、何事もなかったかのように過ごされるとすっげー腹立つし、信頼関係は確実に失われていく。

「親」だからってこどもに理不尽に八つ当たりするような親はいずれ孤独死するから放っておけばいい。

 

親をウザいと感じた時の対処法

 

親がウザいと感じた時にどうすればいいか?

対処法はいろいろござる。

 

対処法その①距離を置く

 

しゃべったり、何かしらのコミュニケーションをとるために距離が近いからウザいと感じてしまうもの。

それならいっそ、しゃべったりコミュニケーションをとらないように距離を置いてすごすことでウザいと感じずにすむ。

 

自分の部屋があるなら閉じこもってればいいけど、ない場合はどこか外に出るとか。

自分の部屋に閉じこもってても、そういう親は関係なく不法侵入してくるからできるだけ家以外のところにいた方がいい。

虎吉はそういう時の避難場所にもなってて、家出少年が羽を伸ばしにやってきたりする。

泊まることはできないけど、一時的に気持ちを落ち着かせることでまた家に居れるようになるかも。

 

対処法その②人に話す

 

自分の中だけでモヤモヤしてると、落ち着くまでにすごく時間がかかるし、場合によってはずーっと残ったままになる。ヘタすると一生消えない。

だけど人に話して聞いてもらうことで、わりとスっと落ち着いたりする。

 

いちばんいいのは親子で話し合うのがいちばんいいけど、心境的にムリがある。

 

虎吉でも親がウザいと言ってた子が僕や若女将に話を聞いてもらうことでけっこうスッキリして帰ってる。

 

自分の気持ちを外に出して自分の耳で聞くこと、人に聞いてもらうことで、頭の中が整理されて気持ちが落ち着くこともあるのが人間。

 

対処法その③SNSで発散する

 

人に話すこととよく似てるけど、それができない人もいる。

僕はそうだった。

人に自分の気持ちを話すことが苦手らしい。

そういう場合はSNSで愚痴を言葉にして書き出すのもひとつの方法。

文字で書き出して客観視することで気持ちが整理されて落ち着くので、紙にエンピツで書くのもひとつの方法。

 

とにもかくにも。文字でも声でも自分の気持ちを外に出すことが大切。

 

対処法その④自分の行動や言動を振り返る

 

ウザいと思ったその瞬間は、頭に血が昇ってしまって冷静な判断ができなくなるもの。

だからこそ、ひとりになれる場所に移動したりして気分を落ち着かせることが大切。

そのまま頭に血が昇った状態だと、暴力に走ってしまって取り返しのつかないことになる可能性もある。

なので、まずは落ち着ける場所に移動して、そこで人に話したり、文字に起こしてみたりすることで冷静になれる。

 

どうしても自分の気持ちを外に出すことができない時は、それまでの自分の行動や言動を振り返ってみるのもイイ。もちろんひとりになれる落ち着く場所で。

 

気持ちが少し落ち着いたら自分を振り返ってみる。

そして自分や親のことを省みてみると案外みえてなかったいろんなものがみえることもある。

 

対処法その⑤無視する

 

ウザいと感じた時、もしくはウザいことを言って来そう、とかなんかやらかしてきそう、とか感じた時は、とにかく無視する。

 

近づいてくんなオーラ全開で。

 

無視したらしたでそれ以上のことが返ってくる場合もあるけど。

 

そんな時は高等テクニックを。

 

聞いてるフリをして言いたいように言わすこと。

 

生返事をしながら全然違うことを考える。

 

そしたらけっこうウザいと感じることは少なくなるかも。

 

親と関係を良好にするべきか?

 

そもそも。

親と良好な関係を築くことはそんなに大事なことなのか?

親子だからといって仲良しこよしでないといけない理由はどこにある?

親子といってもしょせんは人と人。気が合うこともあればそうじゃないこともある。

血がつながってるからというのは何の理由にもならない。

気が合いやすいということはあるかもしれないけど、必ずしもそうとは限らない。

それをこどもが率先してする必要はない。

親子関係が悪くなるのは間違いなく親の責任でしかないので。

こどもはひとりの人間だけど、未成熟がゆえにひとりで生きていくことができない。

成熟してひとりで社会に出て生きていけるようにするのが親としていちばんやらないといけないこと。

だけど、こどもからすると親と接触しないといけない義務はない。

親をひとりの人間として尊敬できるとか、感謝の気持ちがあって、会いたいと思うなら話は別だけれど。

そうじゃない場合はムリして親と接触する必要はない。

 

僕自身、親に感謝はしてるけど尊敬はできないから、会いに行こうとも会いたいとも思わない。

理由は物心ついた時からずーっと続いたオネショ。

 

オネショ事件

 

でも僕はそれでいいと思ってる。

 

親は会いたいと思ってくれてるかもしれないけど。

 

今はまだ会いたいと思わない。

感謝の気持ちが薄れることはないので、そのうち時間が経てばまた会いたいと思うかもしれない。

 

自分の気持ちがいちばん大切

 

親がいないと自分は存在しなかった。

けど、親からするとこどもが欲しくて作った。

中にはそうじゃなくて、べつに作りたいと思ってなかったけど出来たパターンもある。

 

どのみち、作る行為をしたことは事実で、それは自分たちの快楽のためにしたこと。

それなら親はその責任を果たすのが当たり前。

 

どんな形であれ、ね。

 

だけどこどもには何の責任も罪もない。

 

生まれてきただけで悪モノ扱いされる人も中にはいる。

 

生まれてきたこどもには選択の自由がある。

 

命をまっとうするのも自由だし、自ら絶つのも自由だ。

親不孝ものとか言われることもあるけど、じゃあそうなる前になんとしてでも守りやがれ。

それができなかったから自ら命を絶つ道を選ばざるを得なかったんだよ。

 

自ら絶つことの責任はこどもにはない。

親の管理下にあるなら親の責任だ。

 

自分本位に生きればそれでいい。

 

世の中がそうさせてはくれないこともたくさんあるけど、反対に世の中には100%自分の味方になってくれる人もいる。

 

いろんな人が混在するのが社会だ。

 

だからこそ、親がウザいと感じることは一瞬の出来事でもる。

長いように感じるかもしれないけど、あの時自分を貫いてよかった、って思える時がきっとくる。

親がウザいと感じたならそれはその瞬間のその感情は正解だ。

だからこそ、その瞬間の行動が大事だ。

後で後悔することになったとしても、それはそれで笑い話にすればいい。

 

自分勝手でいい。

 

自分に正直に生きてみよう。

 

ご清聴ありがとうございました。

 

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