素晴らしい芸術は何度も触れたくなる:こども食堂店主のひとりごと

店主のひとりごと

おはようございます。

 

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

本日のテーマは『素晴らしい芸術は何度も触れたくなる』。

 

僕は同じマンガとかドラマとか映画を何度もみるクセがある。

 

ストーリーや流れはすべて把握していて、それどころかセリフもほぼほぼ覚えてるぐらい。

 

それでも何度でもみたくなる。

 

マンガでいうとドラゴンボール、ドラえもん、スラムダンク、HUNTER × HUNTER、バガボンドなどなど。

自宅に単行本が全巻そろってるので、何回も何回も読み直してボロボロになりそうだわさ。

 

映画はジブリが好きで数え切れないぐらいみてる。

千と千尋の神隠しは4回。ハウルの動く城なんかは映画館に5回足を運んで観たほど。笑

5回観にいったけどまだまだ全然足りておらず、上映期間が短くて5回しか行けなかったと言った方がいいかもしれない。

 

その後、DVDが出てからは制限がなくなったので自宅で何度も観直してる。

 

基本的にジブリは全部好きだけど、中でも好きなのは「耳をすませば」。

 

宮崎・高畑両監督からの信頼は厚く、次代のジブリを担う人と期待の高かった近藤喜文氏の唯一の長編アニメ作品。

 

しかし彼は解離性大動脈瘤という病気にかかり、わずか48歳という若さでこの世を去ってしまった。

もしまだ元気で生きていたら、ゲド戦記とかもっと面白い映画になっていたかもしれない、とか考えるととてもやり切れない。

近藤氏がゲド戦記の映画を監督してたかどうかもわからないけど。

 

後、忘れてはならないのが映画ドラえもん。

大山のぶ代版限定。

ドラえもんは寝る時の子守唄代わりになってる。

 

他にもハムナプトラも何回も観た。

 

ドラマはあんまりみないけど、白い巨塔と池袋ウエストゲートパークは何回もみたし、今でもNetflixで配信してるので、虎吉のテレビはもっぱら白い巨塔がエンドレスで流れているほど。

 

これらはすべて何回も何回も見ちゃう。

 

どうして内容もすべて把握してるのに、セリフもほぼ覚えてしまうぐらいみてるのにそれでもみたくなるのだろう?と考えてみた。

 

映画とドラマに関しては、観る、というより聴いてる感覚に近い。

 

音を聴けばどのシーンが流れてるかが脳内で再生される。

そういう楽しみ方をしてるのかもしれない。

 

内容を全部把握してるつもりでも、あれ?こんなシーンあったっけ?ってなることもけっこうあったりして、自分のポンコツさ加減を垣間見たりするのも、それはそれで楽しかったりする。

 

後、映画やドラマにはBGMが必ず流れている。

感動的なシーンには壮大なオーケストラだったり、寂しいシーンにはピアノ単体で静かな曲だったり。激しいシーンにはギターかき鳴らし系の激しい曲だったり。

 

それを聴きたくて流してる、というのもある。

 

ドラえもんに関しては寝る時の子守唄で、流しながら寝るのとそうでない時では睡眠の質が全然違う。

これは音楽もそうだけど、旧ドラえもん声優陣の声は幼い頃からずっと慣れ親しんだ声なので、安心する、というのもあるんだろう。#こどもかよ

 

音もそうだけど、たぶん全体的にその作品が放つ空気感みたいなものに触れたい、というのもある。

 

いや、むしろそれがいちばん大きいのかもしれない。

声優、俳優の声、BGM、効果音、諸々含めた作品全体で放たれる空気感。

 

それに触れたいのだ。

 

これはマンガでも同じことが言える。

 

ただ、マンガは目だけで楽しむもので、BGMも声も効果音もない。

 

それらは自分の脳内で勝手に作り上げたものが再生される。

 

好きなマンガがアニメになった時、自分の想像してた音じゃなかった時の絶望感たるや。。。

 

今まででいちばん「なんかちがう……」と感じたのはアニメ・ジャングルの王者ターちゃん。

 

岸谷五朗さんがターちゃんの声優さんだった時。

 

ターちゃんは大好きなマンガで、岸谷五朗さんも俳優としてはすごく好きだったんだけど、そこがマッチするかは人それぞれ感覚が違う。

 

僕の中ではこの組み合わせはすごく違和感を覚えてしまった。

 

でも何回もみるうちに次第に慣れていって、最終的には岸谷五朗さんじゃないとダメだなっていうぐらいまで馴染んだからよかったんだけど。

 

声優さんって大事よね。

 

話がだいぶそれてしまった。

 

マンガは音がなくて目だけで楽しむものなので、僕は絵の素晴らしさを堪能してると思われる。

 

人それぞれ「好きな絵」というものがある。

 

僕は好きな絵はいつまででも鑑賞していたいので、マンガはそういう意味ではうってつけだ。

 

なんせ読み進めていけば絵がコロコロ変わるから、いろんな絵を楽しむことができる。

 

特に好きなシーンの絵はそこで一旦手を止めてたっぷり絵を堪能して次に進む。

 

マンガの絵は印刷されたものだけど、そんなことは関係なく、魂がこもっていれば圧倒的なエネルギーを放っているので、その放出されたものは何度でも触れたくなる。

 

そんな感じのことを楽しんでいるので僕は同じ作品を何度も堪能する。

 

そして他の人からは「またみてる!」とバカにされてしまう。

 

なのでもし虎吉で同じ作品を繰り返しみてたとしても、そういう楽しみ方をしてるものなんだ、と理解していただけると嬉しい。

 

ご清聴ありがとうございました。

 

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