浮気はされた方が悪い説を言うと怒られそうだけど言います:こども食堂店主のひとりごと

プロフィール
書いた人
torakchi

こども食堂【虎吉】店主。整体師。音楽家。水墨画家。バツ3。元女性風俗セラピスト。元PA(音響)。

torakchiをフォローする
店主のひとりごと

おはようございます。

 

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

本日のテーマは『浮気はされた方が悪い』。

 

こんな事を言うとたいていの人は怒る。

 

する方が悪いに決まってるじゃないか!💢

 

と。

 

どっかの調査によると、意外にも男女共に9割近くの人が「浮気はする方が悪い」という意見だそう。#とある結婚サイト

 

世間的にも浮気はした方にスポットライトが当たりがち。

テレビのワイドショーなんかで滅多打ちにされてるのはだいたい浮気をした方。

 

謝罪会見とかをして一体誰に謝ってるんだかわからない光景がよく繰り広げられてる。

 

だけど、ホントに浮気はした方が悪いのか?

された側には何の落ち度もなかったのか?

 

いろんなパターンがあるので、中には「そら浮気されるやろ」っていうパターンもわりとある。

 

っていうか、ほとんどの場合、された側に問題があると言っても過言じゃない。

 

 

浮気をされた側に問題があるパターンその①パワハラ・モラハラ・DV

 

相手のパワハラ・モラハラ・DVが原因で精神的に追い詰められて、心の安息を求めて浮気するというパターン。

 

今からする話は実際にあった話。

 

Cさんという女性。

 

Cさんの夫は稼ぎも良くて、何不自由ない生活を送っている。

夫は外面(そとづら)もよく、仕事仲間やこどものスポーツクラブの人からも信頼されていて、何も知らない人からすれば羨ましい限りの環境。

 

でもそんな夫は家ではバチバチに態度が豹変してパワハラモラハラ全開で罵られるわ、仕事もさせてくれないわで自由がない。

 

もちろん家事育児には一切関与しない。

 

Cさんはもはや家に居ることが苦痛で仕方ない。

家に居ればあれやこれや押し付けられ、逆らえばキレられ、時には暴力を振るわれることも。

 

だけどそんなことは家の外の人にはわからない。

 

なんならこどもでもわからないほど、隠密に虐げられてる。

 

精神的にかなり追い詰められたCさんは家の外に安息を求めた。

やがて出会った人と恋に落ち、愛の終着駅までたどり着いた。

 

夫がパワハラモラハラをしてるという自覚はない。

むしろ「やってやってる」という考えのもと、「与えてやってるんだから当然だ、おれに逆らうな」ぐらいにしか思ってない。

 

そんな夫からすればただの浮気である。

 

そして何も知らない家の外の人からみてもただの浮気にしかみえない。

 

そんな生活させてもらっといて浮気するなんて最低だ!

 

てなもんだ。

 

だけど、そんな内情を知った上でもCさんが悪いと言えるだろうか?

 

「離婚してからやればいい」

 

という意見も必ず出る。

 

ところが。

こういう外面がいい人間は世間体を気にする傾向にあるので、なかなか離婚を受け入れてくれない。

 

離婚をするにもいろいろ準備がいる。

 

弁護士に相談するにしても、いろんな証拠を集めたりで時間も労力も大量に消費する。

 

経済的なところを握られているのでなかなか事は簡単には進まない。

 

しかも精神的に追い詰められてるのも相まって、なおさら時間ばかりかかってしまう。

 

こういう状況で、証拠がまだ全然集まってない段階でもし浮気がバレてしまったら、夫からすれば100%Cさんが悪いと言われてしまって、さらに締め付けは激しくなるだろう。

 

でもホントにそうか?

 

ギリギリのところまで追い詰められるまでは従順に夫に従い、家事も育児も完璧にこなしてきた素敵な奥さんだったのに?

 

パワハラモラハラをすることなく、ちゃんと奥さんを労っていれば浮気なんてことにならなかったのではないか?

 

そら誰でも逃げるやろ。

 

浮気をされた側に問題があるパターンその②束縛が激しすぎる

 

続いて束縛が激しすぎて逃げるパターン。

束縛はある程度なら相手に安心感を与える効果がある。

 

「それだけ愛されているんだ」

 

と。

 

だけど、束縛はあまりにも度が過ぎると苦しくなってしまうもの。

 

苦しくなって、やがて好きという気持ちが薄れていって次第に恐怖を感じるようになる。

 

そうすると、相手はより不安にかられてもっと束縛が激しくなっていく、っていう悪循環に陥る。

 

束縛する人は自分に自信がない。

 

常に「相手が自分から離れていったらどうしよう」という不安がつきまとってる。

 

そしてそれを自分のせいにせず、相手をどうにかコントロールしようとする。

 

たとえば相手のスマホを覗いてみたり。

常にどこにいるかを聞いたりして監視したり。

 

最悪なのは「仕事と私(僕)とどっちが大事?」とか聞いてしまったりする。

 

どっちも大事だから成り立ってる。

 

仕事をしないと生活ができない。

最低限の生活を確保した上でじゃないと、良好な関係は保てない。

 

束縛が激しいような人は話し合いをしても「愛情がゆえに」とか言って聞く耳を持たない。

 

別れ話を切り出すと、愛情が憎しみに変わって、ストーカー行為をし出したりする。

 

そりゃ逃げる。

 

束縛は自分のことしか考えてない。

束縛される方も苦しいけど、束縛する方も苦しくなる。

 

お互いにとっていい事は何ひとつないのでやめた方がいい。

 

浮気されたくないなら束縛なんてしなければいい。

 

浮気をされた側に問題があるパターンその③人間を成長させる気がない

 

長年一緒にいる夫婦とかカップルにありがちな話。

 

一緒にいるのが当たり前のようになると、「この人は自分から離れることはない」という甘えが生じる。

根拠もクソもないのに。

その結果、人間的に興味がなくなっていく。

 

そしてどっちかが浮気に走る。

 

どんなカップルも最初はお互いに「飽きられないように努力しよう」っていう気持ちがある。#中にはそんな気持ちすらない人もいる

 

だけど、長年一緒にいて慣れてくると、思いやりとか相手を敬う気持ちがどこか彼方へ飛んでいってしまう。

 

最初はお互いに「男と女」っていう恋愛フィルターを通してみてるけど、やがてもっと奥の方の「人間的なところ」をみるようになる。

 

人としての魅力がなくなったら異性としての魅力も感じなくなる。

 

反対に人としての魅力をずっと保てているなら、異性としての魅力も感じれる。#全員が全員そうとは限らないけど

 

つまり、常に人間的に成長しようという努力をしなくなるから、それを求めて浮気に走る。

片一方だけが努力してたならなおさら。

 

これも浮気に走る前にお互い腹を割って話し合えばすむ話。

そしてイヤなら別れればいい話なんだけど、長年一緒にいると「情」というものが生まれる。

 

情が生まれるとなかなかそんな話もしにくくなるし、ひとりになるのが怖くなったりして、なかなか別れるという選択ができなくなる。

 

そして人間的に成長しようとしない人はそんな話をなかなか聞き入れてくれない。

 

そりゃ逃げる。

 

浮気されたくないなら人間的に成長しようという努力を怠らなければいい。

 

 

浮気をされた側に問題があるパターンその④セックスレス

 

浮気をする原因で多いのがセックスレス。

 

性交渉がなくなって、その場を求めて浮気に走る。

 

これはどっちかが拒否してることがほとんどで、話し合ったとて拒否することは変わらない。

 

そりゃー逃げる。

 

そのクセ、浮気をしたら怒る。

 

理不尽にも程がある。

 

そもそも。

セックスレスになる原因が浮気をした側にあることもあるから、かなり複雑な問題ではあるんだけれども。

 

性交渉を拒否する要因が、浮気をされた側のただのワガママだったりした場合。

 

じゃあその性欲を処理するために何か努力をしたのか?

 

性交渉を拒否するぐらいだからそれすらもしないことが多い。

 

性欲は人それぞれで、早くに性欲がなくなる人もいれば、死ぬまでなくならない人もいる。

 

長年連れ添ったりすると飽きたりもする。

 

性交渉はただの交尾とか性欲処理が目的じゃなくて、肌と肌が触れ合うコミュニケーションの機会でもある。

 

心を満たすこともできて、それで生活に張りが出たりするから、カップルにおいて必要不可欠なもの。#人によるけど

 

じゃあ浮気されても仕方ないんじゃね?

 

浮気されたくないなら、ある程度の性交渉の場は必要。

それがイヤなら話し合ってどうにかしないといけない。

 

それすらしないのなら、そりゃー逃げる。

 

 

浮気=悪?

 

そもそもね。

 

浮気=悪という捉え方をしなければいいのでは?

 

浮気は肉体関係がついてくることがほとんど。

 

男性でも女性でも、いろんな人としてみたいっていう好奇心旺盛な人はたくさんいる。

 

男性は特に、本能的に自分の遺伝子を多く残したい生き物ではある。

 

競馬の世界では年間200頭ぐらい種付けをする馬もいるし。

 

男女で浮気をする割合は20%~40%。

男性の方が多い。

 

言い方は悪いけど男性は精子を撒き散らすだけで、女性はそれを受け止める側。

 

女性はその精子を子宮で受け止めてそれから約10ヶ月の間自分の体の中でゆっくり育てる。

 

こういう身体のシステムから、男性はいろんなところで自分の種を撒き散らかしたい、というのが生物としての本能と言えそう。

 

逆に女性は受け取る側で、しかも一度受け取ってしまったら他の精子はもうそこに侵入することができない。

なのでできるだけ優秀な遺伝子を選ぶのが本能で、慎重に相手を選ぶ必要がある。

メスを取り合ってケンカをするのはどの動物でも同じ。

男性の方が浮気の率が高いのはこういうところに理由があるのかもしれない。

 

で。

その本能に従って男性はいろんな女性に手を出してしまうと。

 

国によっては一夫多妻制のところもあるし、日本でも昔は正室と側室があって優秀な遺伝子は重宝されてた、なんて風習があった。側室はひとりだけじゃなく、何人もいたとかなんとか。

 

でも今は一夫一婦制で、婚姻関係にある人が他の異性と交わることは不貞行為とみなされて慰謝料を請求されたり、法律で何かしらの罰を受けることもある。

犯罪ではないものの、本能には逆行してるから浮気の率が40%という、決して低くない数字なのは致し方ないのではないかなと。

 

そういう意味では「オトコは浮気するもの」ぐらいの広い心を持っていれば大丈夫なんじゃないかな。#どの口がゆーとんねん

 

性交渉は本来子孫を残すためにするものだけど、快楽を伴ってしまうので、その快楽だけを求めて浮気しようとする人が多数いらっしゃる。

いわばスポーツみたいな感覚で。

これはもう男女問わず。

 

いわば趣味みたいなもので、いろんな人と試してみたくなるっていう、好奇心が働いちゃうってのもある。

 

人間は好奇心を抑えることは不可能なので、そういう人はもうどうしようもないよね。

加えて先ほどの本能的なところもあるから、浮気・不倫はこの世からなくなることはないと思われる。

 

浮気をされないためには

 

浮気をされないようにするためにはどうしたらいいか?

 

これはもう一択。

 

「浮気する余地がないほど魅力的な人間になればいい」

 

パワハラモラハラをしない。

束縛しない。

人間的な成長を常にし続ける。

セックスレスにならない。

 

男と女である前にひとりの人間対人間。

 

相手はモノじゃない。

ひとりの人間で、感情もある。

その時の気分とか体調によって精神状態が変わることもある。

 

それをちゃんと察して今何が必要か?を瞬時に汲み取る。

 

何よりも大事なのは、相手がどうすれば喜ぶか?を常に考えること。

 

僕自身、浮気をされたことが人生で1回だけある。

高校生の時、初めてまともにつきあった女の子が他の男のところにいった。

 

その時すごく悔しくて、その相手を一瞬だけ憎いと思ってしまった。3秒ぐらい。

 

でもすぐに冷静になって、憎んだところで戻ってくるわけじゃないし、そもそもちゃんと自分の彼女に対して想いを伝えてなかったり不安にさせてしまったからそうなったのだ、と自分を責める方向に頭を切り替えることができた。

 

それなら、他の人に気が向かないような素敵な男になればいい、と考えるようになって、自分を磨く努力をした。

 

そしたらそれ以降、浮気をされることは皆無になった。

 

実はされてて気づいてないだけかもしれないけど。笑

 

男女関係なく、ひとりの人間として向き合って、その上でお互いが気持ちよく過ごす方法を考える。

 

最初はそうしてたはず。

 

それがどこかで狂ってしまったから「浮気」という事故が起こる。

 

そしてそれを「された」と捉えてしまったらもうその人はその程度の人間でしかない。

 

相手が浮気をしてしまったのなら、間違いなく自分に至らないところがある。

 

相手のせいにしたところで何かが返ってくるわけじゃない。

 

それをギャーギャー騒いだところで、虚しさしか残らない。

 

そんなことにエネルギーと時間を使うのは人生のムダ使いだ。

 

とっとと前を向いた方がいい。

 

ご清聴ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました