このままだと日本が終わる:こども食堂店主のひとりごと

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torakchi

こども食堂【虎吉】店主。整体師。音楽家。水墨画家。バツ3。元女性風俗セラピスト。元PA(音響)。

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店主のひとりごと

おはようございます。

 

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

本日のテーマは『このままだと日本が終わる』。

 

先日、こどもが生意気すぎてイラッとしたと同時に、こんなこどもばっかりだったら日本終わるなーと思ったのでそんなお話。

 

タバコとこども

 

現行の法律ではタバコはいわば合法の毒。

コンビニ、スーパー、駅の売店、薬局、至るところにタバコは売ってるので、誰でも買うことができる。

でも喫煙できるのは20歳以上"大人"に限られる。

買うのにも運転免許証などの身分証が必要な場合もある。

 

理由は健康に悪影響を及ぼすから。

だから原則として、喫煙可能なお店にはこどもは入ってはいけない。

 

ところが。

我が虎吉は居酒屋とこども食堂を兼ねてる、という非常に稀なケース。

 

タバコを吸う人がいる空間にこどもがいる。

この現場をみた人の中にはルールを破っているじゃないか!

と騒ぎ立てる人もたくさんいた。SNSでそんな動画を投稿したところ、そんな意見がたくさんみられた。

そしてその投稿をみた視聴者の方がわざわざご丁寧に保健所に連絡してくださって、保健所から電話がかかってきて注意された。

保健所からも注意はされたものの、厳しく処罰されるほどのものでもなく、職員の人たちもどうしていいかわからないみたいだ。

 

なので形としては、こども食堂をメインに据えるのてはなく、居酒屋をメインに据えて、こども食堂としても開いている、という非常に曖昧なところで落ち着いている。

 

こどもたちも"そういうお店なんだ"と理解してくれてるので、目の前でタバコを吸おうが文句は一切言わない。

最初は「こどもいるのにタバコ吸ったらアカンやん!」とか言われまくってたけど、あくまで大人が優先だから文句があるなら来ない方がいい。

法律上特に問題はないので「嫌やったら来るな」という強気なスタンスでやっていたら、文句を言わなくなった。笑

 

彼らにとってタバコなんか問題ではないのだ。

 

タバコが嫌ならわざわざこんなところに来る必要はないのだけど、それでも来るということはタバコ臭くて嫌だという気持ちよりも「この場所でのんびり過ごしたい」という気持ちが勝ってるということなんだろうなと思う。

「来るな」と言われるよりも、文句を言わずゲームをしたり動画をみたりしてる方が彼らにとっては大事なことなのだ。

 

でもいくら慣れてるからといっても、さすがに申し訳ないのでタバコを吸う時はちょっと距離をとるとかして一応気を使ってはいるし、お客さんも気を使ってくれる優しい人ばかり。

 

彼らの健気な心意気が大人を動かした。

 

人間って本来そういうものだと思うのよ。

 

健気な気持ちを持って接してたら「なんかごめん」ってなってその気持ちに応えようと思う。

 

ところが。

それを逆手にとって生意気な態度に出られると「何やねんコイツ???」ってなる。

 

生意気なこども

 

ある日の午後。

お昼も過ぎてゆっくりタバコを吸っていたら、小学生の女子が数人で入ってきた。

 

すると入ってくるなり「タバコくさい!」「こどもが来たんだからタバコやめて!」とかほざいてくるではないか。

 

そんな場面は過去に違う子たちでも何度もあったけど、僕はそうやって言ってくる子に対して一度たりともイラッとしたことはない。

彼らがそれを本気で言ってるわけじゃないことがわかっているからだ。

それを僕もわかってるからふざけた態度で「うるさいのぉ♡」と言い返す。

要するに、しゃべるためのキッカケみたいなもので、そこから世間話が始まったりして会話が広がって場が和やかな空気になる。

思い返してみれば、そんな子ばっかりだったから「タバコやめて」とか言われても特に何もかんじることはなかった。

 

ところが今回は何かが違った。

初めてその言葉を言われてイラッとしてしまった。

 

っていうのも。

その女子は普段から生意気な態度でよく突っかかってきてた。

注文をして1分も経ってないのに「まだ出てこないの!?」とか言ってくるふざけたやつだ。

何かと上から目線でものを言ってきて、その都度「何なんだコイツは??」とは思ってた。

 

その積み重ねでフラストレーションがたまっていたのもあるのだろう。

 

その日は入ってくるなり「タバコやめて!」とか言ってきて、それまで何とも思ってなかった子たちとは明らかに空気が違った。

 

どうやら本気でタバコをやめさせようとしてたような空気を感じた。

 

それも1回だけならまだしも、何回もデカイ声で言ってくるから、さすがにイラッとして、もう1回言ってきたら「もう今日は帰れ」と言おうと思ってた、と若女将は言っていた。

 

こども食堂に来るこどもはお客さんじゃない

 

こども食堂は「食堂」という名前がついてはいるけど、来るこどもはべつにお客さんじゃない。

 

無料だから。

 

お店という仕組みの中でお客さんというのは、お金を払ってサービスを受ける人のこと。

 

先ほどの女子は「こっちは客なんだから言うこと聞けよ」と言わんばかりのテンションでものを申してくる。

 

百歩譲ってお客さんだと仮定したとしても、その態度はいかがなものか。

 

お金払ってくれる常連のお客さんは逆にすごく腰が低くて丁寧な対応をしてくれるゾ。

 

それなのにお客さんでもないこどもが偉そうな態度になるのは、もはや親の影響であると言わざるを得ない。

 

親の教育がなってないからそんな態度をとってしまうのだろう。

 

ある程度まではこどもの態度とかをこちらで教えて改めさせようという気持ちはある。

 

事実、礼儀とかまったく知らなかった子が虎吉で何回も礼儀を教えてたら、あいさつをきっちりやる礼儀正しい子になった、という事例もある。

 

だけどあまりにも行き過ぎた態度だと、こっちもそんな気は失せる。

 

たぶん言ったところで聞く耳持たないだろうし。

 

その子の親の話を聞いてるとなおさら。

「コンビニとかマックはお金かかるからダメだけど虎吉は"タダ"だからいいよ」

 

と言われてる、と本人が話してくれた。

この話を聞いたのはずいぶん前。

 

それでも「こどもに罪はない」という意識でやってきたけど、あまりにも横柄な態度で来られるとイラッとするし、放置するとこの子の将来も危うい。

 

誰かがガツンと言わないとろくでもない人間になる。

 

まぁ、ガツンと言ったところで大して響かないんだろうなぁという不安は拭えないけど。

 

仮に響いたとしても、親がそんなんだからすぐ元に戻るだろうし。

 

そして悲しいことに、そんな横柄な態度をとるのはこの子だけじゃない。

 

虎吉の周辺にはそんな親を持つ子がたくさんいらっしゃるみたい。

 

そんでもって全国各地にもそんな親はたくさんいる、とSNSで教えてもらった。

 

日本人の古き良き美徳みたいなものはもはや失われてしまったのだろうか。

近所のおっちゃんとかおばちゃんにどつかれても「お前が悪い」で一瞬で済まされたような、そんな温かい日本人魂はどこへ行ってしまったんだろう。

このままだと日本が終わるなぁ……と感じた出来事だった。

 

ご清聴ありがとうございました。

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