阪神ファンのマナーが悪い件について:こども食堂店主のひとりごと

店主のひとりごと

おはようございます。

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

本日のテーマは「阪神ファンのマナーが悪い件について」。

 

我が「虎吉」は名前のとおり阪神ファンのお客さまが多いのだけれど、同じ阪神ファンでもいろいろな阪神ファンの方がいらっしゃる。

中でもマナーがあまりよろしくない人たちについて。

阪神ファンはマナーが悪い

なんて言葉をよく耳にすると思う。

 

もはや関西の風物詩みたいなものになってるけど、中でも特に気になるのは「野次」。

昔に比べると今はずいぶんおとなしくはなったっぽいけど、まだまだ野次は健在。

我が虎吉でもテレビで試合を観戦中にお客さまの野次がたくさん飛び交っていらっしゃる。

 

試合が始まった瞬間に「アカン、今日負けや」とかほざいておる始末。

いや。まだ始まったばっかりやけど???とツッコミを入れてみるけど止まらない。

 

 

カウントノーボールノーストライクで阪神の選手が空振りしたら「アカン、今日負けや」とか叫んでたりするし。

いやいや。まだワンストライクになっただけでファウルとか考えたら2球以上チャンスはありますやん。。。

 

 

相手チームがヒット打とうもんなら「アカン、今日負けや」と机をたたきやがる。

いやいやいや。ヒット打たれただけでまだ点取られたわけじゃないですやん。。。。

 

もうネガティブキャンペーンの嵐。

負けてほしいんかな?

 

って思うぐらい。

 

特に高齢になればなるほどその傾向は強くなるようで。

 

なんで???

 

応援ってがんばれーっ!て選手を鼓舞するものじゃなかったっけ???

まぁ、野次もある意味では選手を鼓舞するものって言えるっちゃあ言えるけど。。。

 

さらにひどいのは、阪神が点を取った時ですら、「どうせ逆転される」的なことをぬかしやがる。

 

どうしてこんなことになっているのか。

 

ひとつ考えられる原因として。

大阪人はそもそも口が悪い。

そしてかつて天下の台所と呼ばれて商人の街だから気が強くてせっかち。

そんな歴史とか風土的なものがベースにあって。

 

最大の原因はやはりなんと言っても

 

「そもそもそんなに強いチームではなかった」

 

これに尽きると思われる。

 

近年の阪神は毎年のように上位に食い込むほどの強さを誇っているにもかかわらず、その時代のことが忘れられないのだろうか、、、。

 

2023年シーズンのリーグ優勝・日本一になった時はホントに強くて関西は毎日お祭り騒ぎ。

 

でも高齢の方々にとっては優勝はやっぱり1985年のシーズンが強烈に印象に残ってるみたいで、あの頃と比べてしまうみたい。

たしかにあの時は掛布、バース、岡田、のクリーンナップに真弓もいたし現ヘッドコーチの平田もいたしで、今や伝説と呼ばれるような選手の顔がたくさん並んでた。

バースなんてこの年と翌年の二年連続で三冠王になって歴代最強助っ人なんて言われてるし。

チーム全体の成績もたぶんこのシーズンは今と比べると鬼のような成績を残している。

 

そこから18年間ずっと優勝することがなく、なんなら1990年代には「暗黒時代」と呼ばれる時期があったことから、

 

阪神の試合=負ける

 

みたいなイメージが定着してしまっているのだと思われる。

 

暗黒時代の時はホントに酷くて最下位が定位置みたいな感じになっていて、阪神ファンの母がずっと機嫌が悪かったのを鮮明に覚えている。

 

1位〜3位をAクラス、4位〜6位をBクラスなんて呼んだりするけど、暗黒時代の阪神はAクラスが1回のみ。

 

あとはほぼほぼ最下位。

 

今でこそ阪神の地元、甲子園は毎試合満席状態だけど、暗黒時代には空席が目立つなんてこともザラにあったそうな。

少しでも見栄えをよくするために7回以降は入場料無料で入れた時もあったみたい。

 

そんな時代を目の当たりにしてる人からすれば、そうやって「どうせ期待してもいいことなんてない」なんて思ってしまうのは致し方ないことなのかもしれない。

 

そんなわけで。

 

我が虎吉はたまに(?)そんなオジサマ達の怒号が飛び交うようなお店でござる。

 

でもそれも阪神タイガースをこよなく愛しているからこそ。

 

暗黒時代を乗り越え、常に優勝争いを繰り広げるようなチームになった今、彼らの阪神タイガースに対する想いはより一層深まってるんだと思う。

 

少しぐらいの怒号は温かく見守っていきたいなーと思う。

 

ご清聴ありがとうございました。

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