市役所にジャーマンスープレックスをかましたい:こども食堂店主のひとりごと

店主のひとりごと

おはようございます。

 

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

本日のテーマは『市役所にジャーマンスープレックスをかましたい』。

 

先日市役所に住民票の異動届けの手続きをしに行った。

 

虎吉をオープンしてから1年。

行かなきゃ行かなきゃと思いながらも時間がかかることがわかっていたから行くに行けなかった。

 

でもさすがに1年間も放置してしまってることに、人としてどうなの?という罪悪感がわいてきたので一念発起。

 

この日の気温は最高で36°C予想。

 

梅雨も明けて雨が降りそうな気配など1ミリもないクソ暑い中、もっと涼しい時期に行けばよかったと後悔しつつ、熱中症になりそうになりながらチャリンコをとばした。

 

市役所に着いたのは午前10時頃。

 

チャリンコを停めた時には汗で僕の顔は一段と輝いていたことだろう。

 

入口で警備員さんが立っていて、あいさつをしてみたけどすっげー無愛想だった。

この気温の中ずっと立ってたら体力も気力も削られる。

 

そりゃそうかー、と思いながらすごすご中へ。

 

中に入るとすでに人の山。

 

休み明け月曜日だからなのか。

月曜日なのに、と言った方がいいのか。

 

よくわからないけど、とりあえず今までの経験からすごく時間がかかるだろうことは容易に想像ができた。

 

呼び出し番号札を取って異動届けを書いて、空いてるイスに座ってふと考えた。

 

なんでネットで手続きできるようにしないんだろう?

 

どう考えてもその方が圧倒的に効率がいいのに。

 

まず手書きで申請書を書くのがすごく煩わしい。

 

ちょっと前まではべつになんてことなかったこの作業だけど、今はネットでほとんど片付くものが増えたから、そんな感覚になるんだろう。

 

しかもChromeとかで手続きすれば、個人情報のほとんどを記憶してくれてるので入力すらしないことがほとんど。

 

そんなことを考えながら書いていると、市役所の職員の方が大きな声で「番号札◯◯番のお客様ー!」と呼びかけているではないか。

 

昭和かよ。

 

飲食店とかでもポケベルみたいなやつで呼び出すこんな時代にわざわざ自前で声かけするとか、なんて非効率なことをするんだろう。

 

でもそれも致し方ないなと思った。

 

カウンターのところに置いてある番号を呼び出すためのモニターの番号が一向に進まない。

 

これだと時間がない人にとってはただただ無駄な時間を過ごすことになるから、待ちきれずに帰ってしまう人もたくさんいるだろう。

 

実際に何人もの人が職員の方に呼び出されても姿をみせなかった。

 

僕が自分で手続きをするようになった20数年前と何ひとつ変わらないこの光景。

 

なんだこれ。

 

こんだけ時代が変わってるのに何の進化もしていない。

 

そりゃーさ。

 

選挙なんか行きたくねぇや、って思っちゃうよね。

 

こういうとこの煩わしさを改善してくれたりしたらいいのに。

そしたらちょっと「この人面白いこと言うやん」ってなって話聞いてみようかなって思えるかもしれない。

 

まぁたぶん行かないけど。

 

そんなことを考えながら1時間ぐらい待ってようやく呼び出されて窓口へ。

 

手書きで書かれた用紙を職員の方に渡すと、書かれた項目をひとつずつチェックしていく。

これも無駄な作業よなー…ネットだったらこんなことも全部勝手にやってくれるのになー…とか思いながら質問タイム。

 

「これは◯◯でよろしいですか?」

「はい」

 

こんなやり取りをこの人は1日何人とやってるんだろう…。

 

そしてすべての項目のチェックが終わると、「それではまたお呼びしますのでしばらくお待ちください」と。

 

書かれた情報をパソコンに入力するんだろうか。

僕は市役所の仕事を知らないけど、たぶんそんな感じなんだろうな…無駄やわぁ…。

 

その日は時間があまりなかったので、何分ぐらいかかるのか聞いてみたところ、「わかりません」と。

 

その瞬間、ちょっとイラッとして「いや…あの、だいたいでいいんでどれぐらいかかるのか教えてくれませんか…?」と食い下がってみたものの、今度は聞こえてないフリをかましてきた。

 

おいおい…。

 

もうイライラはMAX。

 

そのへんにある机とかイスとかを蹴り飛ばしたくなった。

 

なんで答えないんだろう。

 

いつもやってることならだいたいの時間ぐらい予測できそうなもんなのに。

 

これだから市役所は行きたくない。

 

いろんなことに憤りを感じてしまう。

 

できるだけ感じないようにいろいろ準備はしてるつもり。

 

待ち時間が長いことはわかってるからスマホでできる仕事を2、3用意したり。

態度の悪い職員がいるだろうから覚悟を決めたり。

 

それでも。

 

瞬間的なものではあるけれど。

 

やっぱりイラついた。笑

 

瞬間的なものなので1分後にはもう元に戻ってはいたけれども。

 

こんな気持ちになりたくないなー。

でもこういう人はたくさんいるんだろなー。

 

一般の企業とかだったらあんな態度してたらお客さんはすぐに怒ってしまって、クソの役にも立たない。

即辞めさせられてしまう可能性だってある。

 

でも市役所に来る人たちは「お客さん」じゃない。

 

後々面倒な事になってしまうから仕方なく来てる人たちばっかりだ。

 

行きたくて行ってる人なんかたぶん皆無。

 

だからこそ職員はあんな態度ができてしまう。

 

市役所にジャーマンスープレックスをかましたい。

ご清聴ありがとうございました。

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