おはようございます。
こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。
本日のテーマは『いつか出会えるってホントだった件』。
人類の歴史が始まってから、たぶん何億回も言われ続けてきたであろう、
諦めなかったらいつか……
みたいな言葉。
これはたぶんたどり着いた人にしかわからない感覚で、それを信じるか否かは自分次第。
信じなければ絶対にたどり着けないし、信じたからといってたどり着けるとは限らない。
そんな不確かなものを信じることを蔑む人が多い世の中で、信じようと我を貫こうとする人は得てして「変な人」認定される。
そういう人はかなりの少数派なので、なかなか他人に理解してもらえない。
友達はもちろん、自分の味方である家族すらも。
そんな状況なので僕自身、半分以上ほぼあきらめたような気持ちに近かった。
それでも心のどこかでは「いつか出会える」と期待に胸を膨らませてたところがあった。
脳内の20%ぐらい。
そしたらホントに出会えた。
やっぱり諦めなければ何かしら起こるのが人生なんだなぁ。
出会ったのは運命の人とかそういった類のものではなく、ワクワクやドキドキといった志を共有できる「仲間」。
今まで生きてきてそういう人がいなかったわけではないけど、僕が出会った人たちは自分が思うよりもはるかに志が低かった。
なので心のどこかでは常に物足りなさを感じていた。
ホントはもっといろいろ細かいところまで話したいなーとか、もっとワクワクしようよ!とか思ったりしてたけど、なかなかそれを口に出せなかった。
でもそれは相手が悪かったわけではなく、100%僕が悪い。
ただただ相手に嫌われるのが怖くて自分の意志を口にできなかったからだ。
もしあの時、嫌われてもいいって覚悟で自分の意志をちゃんと口にできていたら。
もしかしたら僕の意志に賛同してくれてたかもしれない。
でももうそれは過ぎてしまったことなのでどうにもできない。
そんな、「後悔」に似たような気持ちはある。
でもあの時に言えなかったからこそいろんな壁にぶつかって、ぶつかるたびに人として成長できた部分は間違いなくある。
そしてそれがなかったら今の自分はないんだろうな、って思うと、なんか嫌だから、結果的にはあれはあれでよかったな、と今は思う。
むしろ今のこのタイミングで出会うための布石だったんだと捉えることもできる。
長すぎる布石だったけれども。
この時ふと頭に浮かんだのはワンピースのサウロ。
サウロはニコ・ロビンが誰からも忌み嫌われてた幼少期に、唯一心を許せた友達。
そのサウロが「遺言」みたいな感じでロビンに残した言葉が「いつか仲間に出会える」というもの。
そこから20年、ロビンは出会って別れて出会って別れてを繰り返して、志を共にできる麦わらの一味という仲間と出会えた。
詳細は長くなるのでワンピース読んでもろて。
僕はおよそ40年、友達と呼べる友達はいなかったけど、ようやく志を共有できる仲間に出会えた。
ロビンの倍。笑
諦めなくて本当によかった。
出会うために特別に何かをしたというわけではないけど、今になって思うことは、自分の心をさらけ出せるようになったからなのかなーと。
今までやってなかったことと言えばそれぐらい。
自分の心の根っこの部分をさらけ出せるようになったから、それが他の人にも届くようになって、共鳴するようになったんじゃないか、と自分で分析した。
なにせ僕はこの40年、ずっと「変な人」と言われて生きてきた。
変な人ってのはかなり少数派なのでなかなか出会うことがない。
中でも僕は特に変わってるみたいで。
出会った人たちもかなり変な人の部類に入るはずなのだけど、その人たちにすら『変わってる』って言われるぐらいだからもうこれは相当変な人間なんだろう。
そりゃーなかなか出会えねーわ。
でも今こうしてSNSを通じていろんな人と出会えて、同じ目線で志を共有できる仲間とも出会えた。
僕が何も言わなくても自らすすんでいろんなことを考えてくれたり、行動したりしてくれてる。
彼らには本当に感謝しかない。
僕も彼らの想いに応えれるようにもっと頑張ろうと刺激をもらえる。
出会ってくれてありがとう。
ご清聴ありがとうございました。
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