こどもに初のサッカー観戦に連れていってもらった:こども食堂店主のひとりごと

店主のひとりごと

おはようございます。

 

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

人生で初。

サッカーの観戦に行ってきたただの日記。

 

いや。正しくは連れていってもらった。

こども食堂「虎吉」によく来てくれるメガネくんに。

 

先月の半ばあたりに「サッカー一緒に観に行こうや♥」と、突然のお誘い。しかも満面の笑みで。笑

 

僕自身、サッカーは小学校の4年から6年までおよそ3年間チームに所属してたことがあるぐらい。

5年生ぐらいでバスケに目覚めてからは、サッカーチームに所属してるもののバスケのことしか頭になくなって、サッカーに対しての興味がなくなってしまった。

 

それ以降、プロ野球は甲子園によく観戦に行ったけどサッカーは行ったことがなかった。

 

日本代表の試合ですらあまり関心がなく、全国民がサッカーで盛り上がってる中でもテレビで観戦することもほとんどないほどのテイタラク。#たまに観る

 

そんな中、メガネくんの突然のお誘い。

 

さて、どうしようかしら。笑

 

メガネくんは友達のお孫さん。

 

虎吉を広めてくれたのはメガネくん、と言っても過言ではないぐらい、いろんな子を連れてきてくれて、そこからこども食堂は認知が広がったようなもの。

 

メガネくん本人が虎吉の動画に出演してくれたり、インスタライブをやったりと、虎吉での知名度も高くてわりと人気者だったりする。

 

そんなメガネくんからのそういうお誘いはこれまで何度かあった。

 

お正月に家に招待してくれようとしたり。

一緒にどっか行こうと誘ってくれたり。

お正月に家はさすがに「誰やねん?」感満載になることが予想されるので行くことができず。

他のお誘いもお店があるからと丁重にお断りしてきた。#運動会は見に行った

 

でも今回は少し様子が違った。

 

なんか…圧がすごかった。笑

 

元々サッカー小僧なのは知ってて、大のガンバファンで何回も現地観戦してるのも知ってる。

虎吉でもテレビでガンバ観戦をして一喜一憂してる姿を何度もみてきた。

 

そういうのが心にズドンと響いたのかもしれない。

 

「いいよ♥」

 

と承諾した時の嬉しそうな顔は今でも脳裏に焼き付いてる。

こども食堂を運営してる身としては、こんなにも嬉しいことはない。

 

ゆーて、まだ知り合って1年ぐらい。

 

それ以来虎吉で過ごす時間は多かったとはいえ、毎日一緒にいるわけじゃない。

 

お店にいる時間も平均するとたかだか2、3時間。#たかだかとはw

それでも彼はまるで兄のように、時には父のように僕を慕ってくれてる。

 

ばあちゃんも仲良しだから家族みたいな感情が生まれて、時々「息子かな?」という錯覚に襲われる。

 

そんな関係が築けてることが嬉しいし誇らしい。

 

行くことが決まって、お店のカレンダーに「ガンバ観戦⚽️」と書き込んだ。

 

この時点でまだ当日まで1ヶ月近くある。

 

それからというもの、メガネくんは来るたびにカレンダーを指差して「あとちょっとやな♥︎」と満面の笑み。

 

当日が近づいてくるごとに嬉しさが抑えきれなくなって、ピョンピョン飛び跳ねてた。

 

「そんなにもおれと一緒に行くのが楽しみなのかー…」

 

と、微笑ましくもあり、胸が熱くなった。

 

そして迎えた当日。

 

初参戦なので、どうせなら早めに行ってプロの練習とかをみてみたいから、15時ぐらいに出発してってスタジアムの出店やらいろいろを満喫してから〜とか話をしてた。

 

メガネくんは12時に来た。笑

 

早すぎやろ。笑

 

そしてユニフォームまで用意してくれてるという熱の入りっぷり。

 

メガネくんが来たと思ったら常連のお客さんから「店開いてる?」って連絡がきた。

 

もう今日はお店は開けずにそのまま観戦に行こうと思ってたけど、すごく可愛がってくれてる(いろんな意味でw)方なので開けずにはいられなかった。

 

いつもたらふく飲ませてくれるんだけど、さすがにこの日は観戦前にたらふく飲むわけにはいかず、生中3杯にとどめておいた。

 

でも空きっ腹に3杯はけっこう効いて、若干ほろ酔い気分。

さらにその方腰が痛いとおっしゃるのでほろ酔い気分で腰の施術をした。

そしてその方に今からサッカー観戦行くことを伝えると飲み代としてお小遣いまでくれた。

神ですかあなたは。

 

その状態で40分かけて吹田パナソニックスタジアムへ。

 

暑いっっっっ。

この日はサッカー観戦日和の超快晴。

気温は35℃を軽く超えてらっしゃる。

途中コンビニに寄ったりしながら、汗だくになりながら坂道を上ったり下ったり。

 

スタジアムに着いた頃にはすでにHPが半分ぐらいに減っていた。

 

僕は日光に弱いのだ。

 

ヴァンパイアかよ。

 

よく野球のコーチなんかやってたもんだ。

 

到着したのは16時すぎ。

 

開場は16時30分。

 

30分弱時間が有り余っておる。

お店はいっぱいあったけど、ほぼほぼガンバ関連グッズ。なので特にこれといってやることもなく。

とにかくちょっと座りたい。そんな気持ちでいっぱいだった。

炎天下の中ブラブラして、HPはすでに残り4分の1ほどになっていた。

 

 

そしてようやく中へ。

 

席は普通の席とは違って何やら特別席的なところで、すごくゆったり座れた。

スタジアムの中には食べ物屋さんがたくさん並んでて、お祭り状態。

 

初めてのスタジアムなこともあって少々浮かれポンチになった。

 

サッカーはグラウンドじゃなくてピッチと呼ぶ。

パナソニックスタジアムのピッチはテレビとかでみるよりもなんだか狭く感じた。

 

すごく整備されてて、間近でみるとなんかすげぇ興奮した。

ここで日本代表とか世界の錚々たるメンツもプレイしたことあるんかー、、、と。

 

HP回復を図るため、席に座ってボーッとしてたら相手チーム「川崎フロンターレ」のサポーターの皆さまが応援の練習を始めた。

 

それはそれはもうすごい勢いで、地鳴りのように鳴り響いてた。

 

続いてホーム「ガンバ大阪」のサポーターの皆さまも負けじとすごい勢い。

旗の数がすごくて真後ろの観客の人たちはちゃんと試合を観ることができるんだろうか?とか余計な心配をしつつ。

野球とはまた違った熱気と、こんなにもたくさんの人たちが想いをひとつにしてる雰囲気がすごく心地よくて瀕死状態だったHPもだいぶ回復した。

 

試合が始まるまで、ちびっ子たちのチアダンスやオトナのチアダンス、弦楽四重奏の演奏、いろんな催しがあって、すごく楽しい時間だった。

 

まだ試合が始まってもないけど、やっぱりプロスポーツっていいなぁと思った。

試合は川崎が先制ゴール。

さすがに地元大阪だけあって、その瞬間の「あ〜〜〜…………やられた〜〜……」感がすごい。

 

でも前半終了間際に同点ゴールを決めた瞬間、一瞬時間が止まったような錯覚の直後、何かが爆発するような歓声とともに観客総立ち。

 

こりゃすげえや。

 

野球でホームラン打った時とかもすごい歓声が上がって、あれはあれですげぇなぁって思ってたけど、サッカーのゴールの瞬間ってまた全然違う。

 

これは現地で味わいたくなるわ。

 

メガネくんが何回も現地観戦してる理由はこれか、と。

 

後半には逆転ゴールを決めて、その時の歓声と地響きは前半の同点ゴール以上にすごかった。

その後は何度か危ない場面も何度かあったけど、なんとか守り切って試合終了のホイッスル。←よく使う表現(1回やってみたかったw)

 

あっという間の90分だった。

 

行く前は退屈するんじゃないかなーとか、ちょっと抜け出して食べ物とか買いに行こうかなーとか、いろいろ考えてたけどとんでもない。

 

全然目を離すスキなんかなかった。

 

ずーっと夢中になってみてた。

 

いやー、、、。

 

サッカーファンの皆さまゴメンなさい。

ナメてました。

 

サッカー観戦って素晴らしい。

こんなにも楽しいものとは思ってなかった。

また行きたいと思った。

あの空気感、雰囲気はまた味わいたいと思った。

 

メガネくんに満面の笑みで「いいやろ?♥︎また行こうな♥︎」って誘われてるので行ってくる。

 

ご清聴ありがとうございました。

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