彼氏の早漏に悩む女子から相談を受けた話:こども食堂店主のひとりごと

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torakchi

こども食堂【虎吉】店主。整体師。音楽家。水墨画家。バツ3。元女性風俗セラピスト。元PA(音響)。

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店主のひとりごと

おはようございます。

 

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

本日のテーマは『彼氏の早漏で悩む女子から相談を受けた話』。

早漏。性行為中に自身の意思で射精をコントロールできず、自分で思ってるよりも早く射精してしまうこと。

挿入してから動くということができないので、男女ともに不満が残ってしまうことが多い。

だけど本質はそこじゃない。

早漏で悩むよりももっと大切なことがある。

それが理解できれば早漏なんかで悩むことはなくなり、男女の仲はすごく円滑になるよって話。

 

とある日。

 

虎吉にひとりの若い女の子のお客さまがいらっしゃった。

お魚料理をおつまみに、お酒をたらふく飲んでらっしゃった。

お酒もわりと進んで気分もほんわかしてきたようで、最近悩んでいることがある、と唐突にディープな話になった。

 

「彼氏が早漏で満足できない」と。

 

ここはこども食堂であり、大人食堂でもあるのだ。

言わばスナックのような、大人が悩みを打ち明ける場所にもなってる。

こういう話が飛び交うのも虎吉の日常。たまたま居合わせたこどもに大人のディープな話を"聞かれて"しまうのもイイ。ものすごい社会勉強になる。こんな場所は日本でここだけなんじゃないのかな。

 

彼女の名前はマイコ(仮名)さん。

 

マイコさんは彼氏と同棲中。

もうすぐ結婚するらしい。

 

結婚するのに現状でセックスに満足できてないというのは、わりと早期に夫婦関係が破綻する可能性が高い。

破綻というのにもいろんな度合いや種類がある。

外面は取り繕って仲良さげな雰囲気を出してる「仮面夫婦」みたいなのもいれば、家だろうが外だろうが関係なく夫婦仲は冷え切ってるのもいる。

そんな夫婦をたくさんみてきた。

 

満足できてないってことはわだかまりが拭えてない状態。

 

性欲が強ければ強いほど週に何回もセックスを求める。

だけど満足できないからその度にわだかまりが残る。

それを解消しようとしてひとりでしても、それはそれなので満足できない。

相手に求めても満足できない。

 

八方塞がりになってどうしていいかわからず、精神的に参ってしまう。

弱った精神状態だと、身体的にも影響が出て体調が悪くなったりしてしまったりして逃げ場を求める。

 

その結果、本家のパートナー以外に求めて不倫や女性風俗に走る人もいる。

 

マイコさんの現在地はその一歩手前ぐらいのところ。

 

今の状態で籍を入れてしまうと、おそらくそれがもっとひどい状態になる。

籍を入れた途端に急にコロッと態度が変わる男もたくさんいるからだ。

マイコさんの彼氏がそうだと100%言い切れるわけじゃないけど、そんな可能性も大いにある。

 

ってなると、早々に関係は破綻するんだろうなぁという予想。

 

こりゃイカン。

 

マイコさんもそこに危機感を感じたので相談をしに来てくれたんだろう。#実際はただの早漏についてだけだったりして

 

さて。

どうするか。

 

早漏だから満足できないというのを聞いて、率直に思ったことは「なんて短絡的なことを考えるんだろう」。

早漏でも満足のいくセックスをしてる方はたくさんいらっしゃる。

むしろ早漏よりも大変なのは遅漏。イキたくてもなかなかイけず、次第にお相手の方が疲弊してかなり苦痛らしい。

早漏は挿入から射精までの時間が早いだけ。それは体質的なものとか個人差がすごいのでどうにもならない。

根本的な問題はそこじゃない。

 

男女間のコミュニケーションの不足が根っこにある。

 

マイコさんは性欲が強く週に3〜4回はしたいと言っていた。

 

対して彼氏さんは非常に淡白で、そんなに求められてる感じがなく寂しい思いをしてるんだとか。#この時点ですでにすれ違いが発生してる

このすれ違いを解消するには、話し合いがいちばん有効なんだけど、彼氏さんが早漏ゆえに話し合いにも消極的。

 

そもそもセックスに対しても、早漏がゆえにかなり消極的になってしまってる。

たぶん自分に自信が持てないんだろうなぁ。

 

鮮やかに解決するには早漏でも満足のいくセックスができるというのがいちばんいいんだけど、早漏はなかなかコントロールできるものじゃない。

 

性的な興奮の感覚っていうのは人それぞれだから、早漏だと感じるのも人それぞれで、明確な基準なんかない。#一般的には3分以内って言われてる

 

たとえ、挿入してから1分で射精してしまってもそれでじゅうぶん満足できる人もいる。

 

マイコさんの場合は挿入してから射精するまでが「早い」と感じてしまっている。

 

…っていうことは、挿入するまでにじゅうぶんな興奮を得られていないということ。

 

だから毎回不完全燃焼で終わっちゃう。

 

じゃあどうするか。

 

いちばんいいのは早漏をコントロールできるようになること。

早漏トレーニングなるものもあるので、それを実践すればある程度コントロールできるようになる。

でもそれは一朝一夕でできるものじゃなく、かなりの時間と根気がいる。

 

じゃあ他の方法でなんとかするしかない。

マイコさんの場合、彼氏さんの自信がないのがいちばんのネック。

自信を持てるようにするには、お互いに自分の性欲とか性的な経験とかについて細かいところまで深く話し合うこと。

過去の経験人数や経験談。

どうすれば脳が性的な興奮に達するのか。

どこが気持ちいいのか。

などなどいろんなことをかなり深いところまで。

 

お互いに自分をさらけ出してお互いが寄り添う。

 

これがいちばん近道。

 

…って、言葉にするとめちゃくちゃ簡単だけど、現実はなかなかそうはいかない。

 

男は得てして性のことに対しての知識が浅く、情報の共有をあまりしようとしない。

女性に対してはもちろん、同じ男同士でもなかなか本音で話すことが少ない。

親友に対してでも、他のことはざっくばらんに話せるのに性的なことに関してだけうまく話せない、とかもあったりする。

そういった「男のプライド」がコミュニケーションのいちばんをとる上で障害になる。

 

人類の歴史をみても、長きに渡る"男尊女卑"の文化のせいで男が性的なことを自分のパートナーにぶっちゃけて話すというのは、なかなかできる人がいないのが現状。

 

しかもマイコさんの彼氏の場合、自分が早漏で自分の彼女を満足させることができていない、という後ろめたさがあるから、余計に自分をさらけ出して話すことは難しくなってる。

 

彼氏さんの方がだいぶ年上というのも手伝って、現状深いコミュニケーションをとることはなかなかハードルが高い。

 

じゃあどうするか。

 

彼氏さんが自分に自信を持てるように、マイコさんがコントロールする、という方法がある。

 

言葉にするとだいぶ誤解が生まれそうだけど、本質はそこ。

 

「イっちゃダメだ!」とか頭で考えると余計に早くイってしまったりする。

 

彼氏さんの場合もまさにそれ。

カラダのシステムの都合上、緊張状態にあると早漏になりやすい。

 

逆を言えばリラックスした状態だと、多少早漏は緩和する可能性は高い。

 

なので。

どうやってリラックス状態に持っていくか、が重要。

 

男という生き物は、女性をイかせたいという欲望を多かれ少なかれ持ってる。

その欲望が満たされれば「安心感」が得られるので、若干精神的にリラックスすることができる。

 

彼氏さんが前戯を頑張ってマイコさんを挿入以外で満足できる状態に持っていけばいい。

前戯だけでヒィヒィ言うぐらい何回もイカせるとかね。

 

そうすれば挿入してから射精までの時間があっという間でも満足のいくセックスになる。

 

極論言えば「射精をしない」という選択肢もある。

だけど、それだとマイコさん的に満足できない部分もある。

 

男が女性をイカせたいと思うのと同じように、女性も男にイッてもらいたいという思いがある。

 

それが達成できないと「私に魅力が足りないのかしら?」と、いらぬ心配が生まれる。

 

「挿入→射精」だけがセックスでは決してないけど、射精をしないことによる不満も生まれてしまうこともある。

なので「挿入→射精」の流れはあった方がいい。

…ってなると、前戯をどんなふうにして頑張るのか?

ありがちなのが"テクニックを磨こう"とか"道具を使う"こと。

それが決して悪いことだということじゃない。

でもそんなことよりももっと大事なことがある。

 

それがこの話の核心部分。

 

前戯を充実したものにするために必要なのは「普段の生活すべてが前戯」という考え方。

文字で表すとすごく難しそうな感じがするけど、決して難しいことじゃない。

意識を変えるだけ。

 

セックスはコミュニケーションツールのひとつであり、会話をするのと同じく意思の疎通が目的。

僕がよく言ってる言葉に「セックスは下半身でするな。上半身でしろ。」というのがあるんだけど、これはそういうこと。

 

会話をするのに特に改まってということはあんまりないはず。

 

突然「そういえばさぁ」とか話しかけたとしても、それはごく日常的なことで、不思議に感じる人は少ないはず。#それすら不思議に感じる状態なら男女関係としては末期#ていうか人間関係の終末

 

だけど、日常生活の中で突然性的なことをしようとすると拒否反応が出たりする。#たとえばベランダとか#公衆の面前とか

 

それはセックスを特別な儀式みたいなもののように考えていて、恥ずかしいという感情が先に来るから。

セックスはお互いに裸になって恥ずかしい部分をさらけ出すから当たり前っちゃー当たり前なんだけれども。

キスをしたりハグをしたりとかならまだ大丈夫だと思うんだけど、それすら拒否する人もいる。

それも決して間違ってるわけではないんだけど、そうするとセックスの興奮度は上がらない。

 

逆に特別なものとして考えるからこそ興奮度が上がる、という人もいる。

そこは人それぞれの尺度があるから何とも言えないけど、恥ずかしいから性的なことになかなか踏み込めず、日常生活の中に溶け込まないっていう人は多い。特にこのニッポンという国においては。

 

だからこんなにもセックスレスの人が多いんだこのニッポンという国は。

 

日本以外の国の人たちは「セックスも生活の一部」といった考えが主流で、セックスレスが少ない。

つまり。

セックスの興奮をより高めるためには、ベッドの上だけじゃ絶対的に足りないのだ。

それは男よりも女性の方が顕著。

 

たとえば料理をしてる最中に後ろからハグをするとか。

行ってらっしゃいのキスをするとか。

手をつなぐだけでも可。

 

"好きな人に触れられる"というのは性的な興奮が高まるスイッチになりやすく、しかも体の中に蓄積できるもの。だから触れる機会が多ければ多いほど、比例してセックス時の興奮度は上がる。

 

それを理解していないアホな男が非常に多いのが我が国ニッポン。

 

そしてそれがセックスレスにも直結していて、およそ2組に1組はセックスレスなニッポン。

 

逆の立場で考えたらすぐに分かりそうなもんだけどな。

 

たとえば、彼女とか奥さまがやたらとボディタッチが多くて甘えてきたりとかしてたら「誘ってるんかな?」とか思う人はたくさんいるはず。

 

飲み会とかでボディタッチが多い女性に対して「あれ?この子おれに気あるんじゃね?」とか思う男は非常に多かったり。

スキンシップはセックスへの入り口みたいなもの。

そういうことがあるにも関わらず、自分からそういうことをしようとしない。

 

たったそれだけのことでいいのに。

 

それだけのことでセックスの時の興奮度が上がって、お互いが満足できるセックスができるのに。

 

マイコさんの彼氏のように早漏だとしても、普段からスキンシップを頻繁にしてセックスに対する順応度が高まっていれば、ベッドの上での興奮度は格段に上がる。

 

その上で、時間をかけて丁寧にゆっくり前戯をすれば、かなり高確率で快感度は増す。あわよくば挿入した時点で女性が中イキしてしまうことだってある。

 

そうすれば挿入した瞬間に射精してしまったとしても、女性が不満で眠れないなんてことはなくなる。

つまり。

日々のコミュニケーションとスキンシップを積み重ねることが何よりも大切で、テクニックとか道具なんかは二の次三の次。

極論、テクニックなんかなくても、道具なんかなくても、前戯がヘタクソでも、お互いがお互いのことをちゃんと理解し合えていればセックスはうまくいく。

そのためには、自分の恥ずかしい部分とかダメな部分とか弱い部分とかもすべてさらけ出して向き合うことが大事。

 

ぜひお試しあれ。

 

ご清聴ありがとうございました。

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