こども食堂店主のひとりごと:浮気はされた方が悪い説を言うと怒られそうですが言います

おはようございます。

こども食堂店主・高木のひとりごとです。

 

本日のテーマは『浮気』について。

 

浮気・不倫はした方が悪いような風潮があって、スポットが当たるのは必ずと言っていいほど浮気をした側の人です。

いい意味でも悪い意味でも。
#いい意味ってナニ

芸能ニュースなんかみてると特にそうですが、一般人でも悪いとされるのはだいたい浮気をした方で、浮気をされた側にはほとんどスポットが当たりません。

 

当たるとしても同情の声が集まるばかりで、された側が責められるパターンはほぼ皆無なのではないかと。

 

これはいかがなものかな、と思うのです。

 

たしかに、浮気をする時にパートナーの顔がチラつかなかったする側に非があるのは間違いないですが、そもそもなんで浮気をするに至ってしまったのか?

 

そこに言及することってほとんどありません。

 

人が浮気をするのはなぜなのか?

どこからどこまでが浮気かを言い出すと日が暮れそうなのでここではやめときます。

とりあえず体の関係を持つことが浮気と定義した場合。

これにはいろんな原因がありますが、人によってさまざま。

 

ひとつはただただセックスがしたいだけ。

セックスは平たく言えば人間の交尾です。

 

交尾は子孫を残すための唯一の方法。

 

なのでそこには極上の快楽が伴います。

人間以外の動物の中には激痛を伴ったりするものもあります。

 

もし人間の交尾が激痛を伴うものだとしたら、おそらく浮気をする人は皆無に近いほど少なかったのではないかと思うのですが、もしそうだったとしたら人間の歴史そのものが大きく変わってしまいそう。

 

男女ともに至高の悦に浸れるので、それを求めて浮気をします。

 

しかも女性が得られる快感は男性の10倍とかなんとか。

 

それでも割合でいうと浮気をするのは男性が40%、女性が20%だそう。

 

まー、そこは比べようがないものなのでどうでもいいですが。

 

得られるとされる快感のわりに男性の方が多いのは、男性と女性では役割も違えば体の作りも違うからですね。

 

男性は動物的にはオスです。

 

なので自分の子孫をできるだけ多く残したいという本能があります。

男性はただただ精子を撒き散らかすだけ。

女性はその精子を子宮で受け止めてそれから約10ヶ月の間自分の体の中でゆっくり育てます。

 

こうしたシステムから、男性はいろんなところで自分の種を撒き散らかしたい、というのが生物としての本能と言えそうです。

 

逆に女性は受け取る側で、しかも一度受け取ってしまったら他の精子を受け取ることができません。

できるだけ優秀な遺伝子を…となるので、慎重に相手を選ぶ必要があります。

男性の方が浮気の率が高いのはこういうことですね。

 

その本能に従って男性はいろんな女性に手を出してしまうと。

 

国によっては一夫多妻制のところもあるし、日本でも昔は正室と側室があって優秀な遺伝子は重宝されてた、なんて風習がありました。側室はひとりだけじゃなく、何人もいたとかなんとか。

 

でも今は一夫一婦制で、婚姻関係にある人が他の異性と交わることは不貞行為とみなされて何かしらの罰を受けることになります。

犯罪ではないものの、本能には逆行してるから浮気の率が40%という、決して低くない数字なのは致し方ないのではないかなと。

 

そういう意味では「オトコは浮気するもの」ぐらいの広い心を持っていれば大丈夫なんじゃないかな。

 

セックスは本来子孫を残すためにするものですが、快楽を伴ってしまうので、その快楽だけを求めて浮気する人がいます。

いわばスポーツみたいな感覚で。

男女問わず。

 

いわば趣味みたいなもので、いろんな人としてみたくなるんでしょうね。

 

人間は好奇心を抑えることは不可能なので、そういう人はもうどうしようもないのかもしれません。

加えて先ほどの本能的なところもあるし、、。

 

…と、ここまでは100%浮気した側に責任があるパターンで、された側には何の落ち度もありません。

 

でも中には精神的にどうしようもなくなって、心の安息を求めて浮気をしてしまうというパターンもあります。

 

DVとかモラハラとかなんかがまさにそれで。

 

とはいえ。

そういうのって夫婦間の中だけでのことで、当事者以外は誰も知らないことがたくさんあります。

 

なのではたから見たら、浮気をした側に責任があるように見えます。

 

例えば。

 

稼ぎがよくて何でも買ってくれて何不自由ない暮らしを与えてくれる人が旦那さんだとして。

そしてその人は外面(そとづら)もいいので、何も知らないまわりの人からすれば羨ましい限りの環境です。

 

でもその人が家では態度が豹変してパワハラモラハラ全開で罵られまくって奥さんが精神的にかなり追い詰められてたとしたら。

奥さんはもはや家に居ることが苦痛で仕方ありません。家にいればあれやこれや押し付けられるわ、逆らえば罵られる。時には暴力をふるわれることも。

 

でも、そんなことはその家に住んでる人以外誰にも分かりません。

ヘタしたら子どもでもわからない。

追い詰められた奥さんは他の人に安息を求めてやがて恋に落ち、愛の終着駅までたどり着いてしまいました。

そんな事情を何も知らない人から見たら奥さんに非があるように見えますが、そんなに精神的に追い詰められるほどのパワハラモラハラを受けているような状況でも奥さんが100%悪いと言い切れるでしょうか?

 

それでも耐えなければならないのでしょうか?

 

何のために?

 

子どもを守るため?

 

そんなパワハラモラハラな父をみて育ったこどもはかなりの高確率で父親と同じことを繰り返してしまうでしょう。実際、世の中にはそういったパターンの事件が多発しています。

 

それならとっとと離婚すればいい、と思ってしまうかもしれませんが、そういう外面がいい人は世間体を気にする傾向にあるのでなかなか離婚を受け入れてくれません。

離婚をするにもいろいろ準備が必要です。

経済的なところを握られてしまっているので、なかなか事は簡単には進みません。

 

しかも精神的に追い詰められてる状況なのでそれも相まってなおさら。

 

このパターンでもし浮気がバレてしまったら浮気をした側の奥さんが100%悪いと言われてしまいます。

 

でもホントに奥さんが悪いのか?

 

ギリギリのところまで追い詰められるまでは夫に従い、家事も育児も完璧にこなしてできる奥さんだったのに?

 

パワハラモラハラ夫が浮気しないようにちゃんとつかまえとけばよかったのでは?

 

パワハラモラハラをして奥さんを蹂躙しなければよかったのでは?

※蹂躙=暴力・強権などをもって他を侵害すること

 

浮気をされた側に責任がないとは言いきれません。

 

むしろそりゃ逃げるやろ、ぐらいの感じ。

 

こうして浮気をされた側にも責任があるパターンが世の中にはたくさんあります。

はたから見ただけではわからないことがたくさんあるのです。

今回いちばん言いたいのはここ。

 

浮気をされた側がギャーギャー騒ぐのは、一方的にした側が悪い!と勘違いして自分の責任を放棄してるから。

浮気をされたくないのであれば、どこにも行かないように、自分だけに夢中になるように自分を磨けばいい。

誰にも渡したくないって思われるような魅力的な人間になればいい。

 

そういう努力も何もせず自分は悪くない、とタカをくくって相手ばかり責める始末。

さらに浮気はした側が悪いという風潮も相まってさらに調子に乗って被害者ぶって相手を責め立てる始末。

いろんな話を聞くと、浮気はした側に100%責任があるかというと、そうでもないこともけっこうたくさんあります。

 

僕自身、浮気というか他の人に自分の彼女を取られたという経験は1回だけありますが、その時すごく悔しくてその取られた相手を憎いと思った瞬間はあります。

でも冷静に考えると、憎んでも戻ってくるわけでもないし、そもそもちゃんと自分の彼女に対して想いを伝えてなかったり不安にさせてしまったからそうなったのだ、と自分を責める方向に頭を切り替えました。

それなら、他の人に気が向かないような素敵な男になればいい、と考えるようになって、自分を磨く努力をしました。

 

そしたらそれ以降、浮気をされることは皆無に。

 

浮気はこんなふうにされた側が「自分が悪い」と考えれば、楽しい未来が待っているのです。

ご清聴ありがとうございました。

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