出会いの妙:こども食堂店主のひとりごと

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torakchi

こども食堂【虎吉】店主。整体師。音楽家。水墨画家。バツ3。元女性風俗セラピスト。元PA(音響)。

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店主のひとりごと

おはようございます。

 

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

本日のテーマは『出会いの妙』。

 

虎吉ではいわゆる「変な人」が集まってくるお店。

 

「変な人」が常連さんになってくれて、仲良くなっていろんな話をする。

そうすると、その変な人が友達を連れてきてくれる。

その友達もまた変な人だったりして、どんどん変な人の輪が広がっていく。

 

こうして虎吉はどんどん変な場所になっていくのだろう。

何よりも。

店主が他の誰よりも「変」なのだからしかたない。

 

その「変な人」のひとり。

三宅食堂カレーというカレー屋さんをやってる人がいる。

三宅食堂カレーのインスタ

この方はたまたま家が近所で、虎吉のオープン直後ぐらいに仕事帰りにフラっと寄ってくれた。

 

初めましてでわりと濃い話をした。

 

彼には彼女がいて、今一緒に暮らしている。

僕はその彼女のことは知らない。

ふたりとも年齢が30歳あたりで同棲を始めたので、彼はプロポーズをするかどうかで悩んでた。

 

僕は結婚を3回経験してる、いわば「センパイ」なのでセンパイらしくアドバイスをさせていただいた。

 

一般的に言うと女の人がプロポーズをされるのはすごく嬉しい。

それは3回の結婚を経験したのと、いろんな人たちをみてきて自分の経験値としてわかったこと。

 

なのでプロポーズはした方がいい、と。

 

彼女の性格はおろか顔も知らないけど、同棲するぐらい心を開いて好きなんだったら嬉しくないハズがない、と。

 

このままズルズルいくよりかはちゃんと節目を作った方がいいんじゃないか、と。

 

何よりもプロポーズなんてそうそう受けるものじゃない。

なんならプロポーズされたくてウズウズしてる女子が溢れかえってる世の中だ。

 

プロポーズは一生の思い出にもなる。

 

それが良いか悪いかはおいといて。

 

その後の結婚生活がうまくいけば宝物になるかもしれない。

 

結婚生活が破綻してしまったら最悪の思い出になりうる可能性もある。

 

それは自分たち次第。

 

だけど、その瞬間とか、何年かは宝物になるのは間違いない。

 

そんな話をした。

 

その話で盛り上がった直後、話はどんどん深い話になり、男女のあり方についての話に発展した。

 

その中で、セックスは思いやりが大事よね〜という話にすごく共感してくれて、そんな話を延々1時間ぐらいしてた。

 

下半身でするのではなく上半身でするものだ、という言葉が出たのはこの時で、彼はその言葉を聞いて「名言だ」と言ってくれた。

 

SEXは下半身でするな、上半身でやれ

 

初めましてでする話なのかどうかはさておき。

その日はそんな感じで楽しく終わった。

 

それからしばらく経って、彼がまた来てくれた。

 

プロポーズをして成功したという報告を引っさげて。

 

彼女さんは喜んでくれたらしく、僕も嬉しくなった。

 

いい話だ。

 

そんな彼はサラリーマンをしながらカレー屋さんをしている。

 

出会った日にそんな話もして、ステッカーをもらってその瞬間にテレビの下の方の見えやすい場所に貼った。

そのカレーがまた絶品。

 

味噌キーマカレーというお味噌味のキーマカレー。

スパイスの風味とお味噌が絶妙に絡み合って、ほんのり甘くて少しだけピリッとする。

ピリッとはするけどその加減が絶妙なバランスになってて、こどもでも食べやすい辛さに仕上がってる。

 

彼は将来カレー屋さんをやりたいと言っていて、そのために仕事が休みの週末にあちこちのイベントの一角でカレー屋さんをやってる。

 

その活動をどうにか応援できないかと思った。

 

じゃあ虎吉にそのカレーを置けばいいじゃないか、と。

 

虎吉は毎日営業してるし、ちょっとでも人の目に触れる機会が増えたらいいな、と。

 

とゆーわけで、今虎吉では彼の作ったカレーが食べれる。

 

業務提携みたいなことをした。

 

そんな彼は洋ちゃんという。

 

約1年間ちょくちょく来てくれてて、今は虎吉で夜中まで飲みながら話をする間柄になった。

 

彼は一見マジメそうにみえて、その中身は実は変態だった。

 

これは彼にも直接言っているのでカゲグチではない。

 

そんな偶然で出会った変態洋ちゃん。

 

彼も僕と同じで「変わり者」と言われることが多い。

 

でもそれは自分に対してすごくマジメだからだ。

まわりの目など気にせず、自分のやりたいことを貫くその人間性はすごく魅力的。

 

そしてすごい向上心を持ち合わせていて、尊敬できるところが多々ある。

 

そんな彼が「変な人」を連れてきた。

 

名古屋在住の中日ファンYouTuber。

「ゆたっど村」というYouTubeチャンネルをやっていて、これがすごく面白い。

ゆたっど村
名古屋からゆたっど村chです!ゆたっどと村長です。基本試合の総括などは村長がやっております。中日ドラゴンズ全力応援を配信していきます!球場での応援動画を主に投稿しております。TwitterやInstagramにも試合に行く投稿などしておりま...

みてもらえればわかるけど、言いたい放題やりたい放題やっていて、辛辣なコメントもたくさんある。笑

そしてコメント欄をみる限り、かなり嫌われている。笑

 

だけど、実際に会って話をすると、すごく丁寧な子でめちゃくちゃ面白い。

 

さすがYouTubeで登録者数1万人超えてるだけあって、メンタルがすげぇ強靭。

 

コメント欄が荒れてることに関しても、コメントしてくれるだけで有難いことだ、と意にも介さない。笑

 

はじめましてだけど全然はじめまして感がなかった。

 

その様子はこの動画をみていただいて。▼

彼は中日ファンで、ここは阪神ファンが集まる虎吉。

 

いつか直接阪神ファンのおっちゃん達と絡んでもらいたい。

 

似たもの同士というのは人としての波長が合うみたい。

 

そしてそんな人間は引き寄せられる。

 

そんなことを感じた出来事。

 

出会いの妙。

 

ご清聴ありがとうございました。

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