黒人差別の歴史:こども食堂店主のひとりごと

店主のひとりごと

おはようございます。

 

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

本日のテーマは『黒人差別の歴史』。

 

ヒップホップを深く知ろうと思っていろいろ調べてたら、これはもはやヒップホップだけの歴史を知るだけじゃ足りないな、と。

 

もっと根深い黒人差別の歴史を勉強しないことにはヒップホップは語るべきじゃないな、と思うぐらいなんかすごかった。#語彙力

 

学校の社会の授業とかで黒人のこととかはちょっとかじったような記憶はあるのにまったく思い出せない。

 

ホントに学校の勉強って意味ねぇなって思いつつ。

 

改めて勉強してみたら。

 

なんで今の今まで知らなかったんだろう?ってことだらけで、衝撃すぎた。

 

差別が始まったのは今からおよそ500年も前。

16世紀のお話。

 

そもそも黒人はアフリカで生活してた民族で。

スペイン人がプランテーションで奴隷として働かせるために連れてきたのが最初で。

 

その後にオランダ、イギリス、フランスとか欧米諸国が参入して多くの黒人たちが南北アメリカに連れてこられたと。

 

このプランテーションって言葉を学校で習ったのだけはなんか印象に残ってて覚えてた。

でも何のことを指してるのかまでは覚えてなくて、この時にやっと意味を理解できた。

 

自ら調べようと思ったことは本気で意味を理解しようとするから脳に深く刻み込まれるな、ってのも改めて実感。

このあたりは絶対社会の授業で何回もやってるはずで、しかも内容もけっこう衝撃的。

 

…にもかかわらず全然記憶になかったのは、そういう意欲が皆無だったのと、先生方の教え方の問題だ。

 

これは全人類が知っておくべきことだと思うんだけど、教える側にそういう意識がなかったから、言い方悪いけどだいぶテキトーに授業してたとしか思えない。

 

人間は住む地域によっていろいろ変わる。

 

そもそも地球という星は場所によって環境が全然違う。

 

その環境に順応していくためにいろいろ進化したり退化したりするのは当然のこと。

 

そしてその場所には特有の文化が生まれたり、歴史を紡いできた。

 

黒人が生まれたのはアフリカ大陸。

 

いや。

全人類の祖先が生まれたのがアフリカ大陸。

 

まさに人類皆兄弟。

 

なのに。

 

黒人だけが奴隷にされてしまった。

 

っていうより白人が「肌が黒い」っていう理由だけで黒人をノケモノにした。

・・・のかしら。

 

人類の祖先はホモ・サピエンス。

 

白人も黒人も。

 

なのになぜ。

 

その理由を勝手に考察してみた。

 

白人は純粋なホモ・サピエンスじゃなくて、ネアンデルタール人の遺伝子も入ってる。

いわば雑種。

 

犬も純粋な血統よりも雑種の方が身体的には強くなるし、サイヤ人も悟空とかベジータみたいな純血よりも悟飯とかトランクスみたいな混血の方が強い。

 

ネアンデルタール人の遺伝子が入ってるのは白人とかアジア系人種。

 

白人は雑種なので遺伝子レベルで攻撃的な要素が強く出たのかもしれない。

 

ただの憶測だけど。

#調べてみたけど出てこなかった

 

そうだとしても、そうじゃなかったとしても。

そんなことはどうでもいい。

 

どっちみち白人が黒人を攻撃した事実は変わらない。

 

こうした事実があるから黒人は穏やかとか優しいとかっていう印象になったんだろう。

 

白人と黒人の違いはネアンデルタール人の遺伝子が入ってるか入ってないかなので、そこに要因があると考えるのが妥当な線かなと。

 

一方で黒人はホモ・サピエンスの純血。

 

白人よりも黒人の方が身体能力が優れてるのは、余計なものが入っていないからなのかもしれない。

 

白人はもしかしたら黒人のそういうところに恐れをなしたのかもしれない。

 

いずれ自分たちの脅威になって、白人が駆逐されるかもしれない。

そうなる前に逆らえないようにしてやろう。

 

そんな考えが働いたのかもなーなんて。

 

16世紀頃に黒人が奴隷としてアメリカに連れてこられてからおよそ500年。

 

そのうち約300〜400年ぐらいはずーっと黒人は迫害を受けてきた。

 

そんなにも長い間そういう文化があるのだから、想像もできないほど根が深い。

 

日本でいうと戦国時代。

 

そのあたりから続いてる文化といえば。

 

パッと出てこないけど、亭主関白とかかな。笑

 

まーなんでもいいや。

 

どのみちそういう根深い文化みたいなものはちょっとやそっとでは拭いきれない。

 

あ、思いついた。

刺青だ。

 

刺青といえばヤクザ、っていうイメージはいまだにあって、銭湯とかプールは入ることができないところが多い。

 

これだけいろんな情報が可視化されてていろんな国のいろんな文化が入り交じってて、刺青はオシャレを楽しむためのもの、っていう認識が増えてるにも関わらず。

 

いまだにそういうイメージは拭いきれてない。

 

それと黒人差別を一緒くたにはできないけど、長い歴史が育んできたものはなかなかしぶとい。

 

今日も「黒人学校」なるものが存在してるぐらいだ。

もう全部ごちゃまぜでいいじゃん。

 

そうやって先祖代々迫害を受けてきた黒人たちは音楽に身を投じることでなんとか生きる希望を見出してきた。

 

それがゴスペルだったりブルースだったりする。

 

そこから派生してジャズ、ファンク、ソウル、R&Bなどなどさまざまな音楽ジャンルの礎になった。

 

それらは「ブラック・ミュージック」と呼ばれていて、現在の音楽のルーツになってる。

 

それに比べてヒップホップは歴史でいうとまだ浅い方で、そもそもの始まりはファンクのレコードを回して踊ったりラップしたりだった。

 

そこからいろんなブラックミュージックをバックビートにするようになったのがヒップホップミュージック。

 

ヒップホップっていうと、ギャングとかヤンキーみたいな素行が悪いイメージがある。

それをマネして日本人も悪そうな格好をしてみたりしてるけど、外見をマネてるだけで肝心の音楽に魂を感じないものすごい微妙なものが多い。

 

黒人たちは生きるためにドラッグを売買したりギャングに身を投じたりするしかなかった。

 

ホントはもっと穏やかに暮らしたかったはずなのに、それすらさせてもらえなかった。

 

平和な日本で生きてる日本人とヒップホップはどうにもこうにも結びつかない。

日本でも似たようなところはある。

身分差別がいい例かもしれないけど、人種差別と比べたらなんかスケールの小ささを感じずにはいられないし、もうとっくに身分差別はなくなって平和に生きてる。

 

だから日本人がヒップホップを語るのはおこがましい。

 

ジャンルなんかどうでもいいけど、カッコイイと思ったものをマネするのは当たり前のこと。

 

ヒップホップに影響を受けてそれを取り込んで新たな音楽を生み出すことだってできるし、それによって彼らの反骨の魂は受け継ぐことはできるかもしれない。

 

音楽は自由だ。

 

ご清聴ありがとうございました。

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