新しいことはどんどん取り入れないと時代に置いていかれる:こども食堂店主のひとりごと

店主のひとりごと

おはようございます。

 

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

本日のテーマは『新しいことはどんどん取り入れないと時代に置いてかれる』。

 

どんな時代でもそうだけども。

 

知ってることがあるかないかだけで全然違うなーって話。

 

虎吉に常連のおじいちゃんがいらっしゃって、スマホの画面がおかしくなったと言っていた。

 

話を聞くと、特に何もしてないのにスマホの画面の端っこの方に何やら黄色い影のようなものがチラチラしてるとのこと。

 

確認してみると確かに画面の端っこに黄色い影が。

 

でも僕の感覚だと特に気になるようなものではなく、普通に使えるからいいやん、っていう程度のごくごく小さいもの。

 

メールとかゲームとかスマホを多用するならまだしも、そのおじいちゃんは特に何もすることはない。

メールもしないしゲームもしない。

することと言えば、電話とたまにYouTubeをみるぐらい。

 

何が気になるねん。笑

 

まーそこは個人差があるのでどうでもいいけれども。

 

気になるからお店に持って行って修理を依頼したそうで。

保険に入ってるからそれで修理代を賄えると思ってたらしく。

でもその保険はその現象は対象外だったようで、修理するにはお金がかかってしまうんだとか。

 

そのことを「詐欺だ!」とかなんとかグチグチグチグチ言ってくるので、それは最初に説明を受けてるはずだから詐欺でもなんでもない、って言って黙らした。

 

そういうのは予め説明をするか、説明がめんどくさくても書類とかネット上に書いてあったりする。

 

でもそのおじいちゃんは案の定、そういう説明を受けた記憶がない。

だけどそれでギャーギャー騒ぐのはおかしな話だ。

時代が変わるにつれていろんなことがどんどん複雑になっていくから説明が必要なことも比例してどんどん増えていくから、その場で説明を全部聞くとなると時間がとられすぎるからめんどくさくなるのはしかたない。

だからネット上に説明がすべて書いてあるからそれを読んどいてください、となる。

 

それを丁寧に全部説明しても全然納得いってないみたいで、らちがあかないので、契約した時の書類を全部お店に持って行って確認してもらうってことで話は終わった。

 

このおじいちゃんが終始イライラしてるのは他の誰の責任でもなく、自分がそのスマホにかかってる保険のことを詳しく知らなかったこと、そして時代が変わっていってることについていけてないことが原因。

 

もしその保険の内容をちゃんと把握していれば。

そういうことをちゃんと理解していればそんなにイライラすることもなく、穏やかな生活を送れてるハズ。

 

基本的にイライラする原因は自分にしかないけど、このおじいちゃんは典型的な例だ。

 

25年間ずっとガラケーを使ってて、最近ようやくスマホに機種変更したみたいで、スマホの使い方もインターネットもよくわかっていない。

 

わからないなら勉強すればいいのに、それをめんどくさいとか言ってやろうとしない。

 

スマホもインターネットも仕組みさえ理解すれば何もめんどくさくないし、むしろ楽になることがたくさんあるのに。

 

その仕組みさえ理解すれば、保険がどうなってるかとか、修理はどういう感じでやってくれるかとかも理解できるようになるのに。

 

さらには、カラオケが好きで、歌を練習するためにYouTubeをよくみるみたいで、すぐにギガが減って、通信料がかかってしまうとのこと。

 

WiFiを使えば通信料はかからないからギガをそんなに消費することもないハズなんだけど、それすらもよくわかっていない。

てゆーか知ろうとしない。

 

そのクセ文句だけはグチグチグチグチ言う。

なんでやねん。笑

 

同じようにネットとかスマホとかのことをよくわかってないおじいちゃんでも、「おれは分からん。だからやってもらってるし、おれはこれでじゅうぶん幸せや。」という人もいる。

 

文句をグチグチグチグチ言うこともないし、楽しく過ごしていらっしゃるからそれはそれで潔くて素晴らしいと思う。

別にネットがなくてもスマホがなくても人生は楽しめる。

あった方がより楽しめるとは思うけど、それは人それぞれ感覚が違うことだから僕がどうこう言うことじゃない。

インターネットもスマホも、もうすでに普及してから10年は経つから決して新しいことではないんだけど、その時に手に取って学ぼうとするかしないかでその後の生き方がすごく変わることもある。

僕自身はネットを使っていろんな人に知ってもらうこともできたし、それで繋がった人もたくさんいる。

僕にとってネットは必要不可欠なもの。

ネットで繋がった人の中には高齢の方もいらっしゃって、すごくイキイキしてて、いろんなことを学ぼうとしてる。

学ぼうという姿勢が崩れないから、驕ることもなくて、物腰が柔らかい。

 

ゆえに世代を問わずいろんな人からの人望を集めることができてる。

 

この20年ぐらいで世の中は一気にいろんなことが変わった。

 

ネットは欠かせないインフラになったし、その上にスマホが出てきたことで全然違う世界になった。

 

その激流にもがいてでも足掻いてでもついていこうとする人は、最初はツラくてシンドいことがたくさんだけど、それはなんでもそう。

でもある程度理解できるようになると、それはそれですごくイキイキしてらっしゃる。

 

反対に冒頭のようなおじいちゃんは時代にまったくついていけておらず、口から出てくるのは文句ばっかり。

 

負け犬の遠吠えに聞こえてしまう。

 

悔しいんだったら自分も勉強すればいいだけなのに。

 

まぁ先が短いし、そんな人とはあんまり関わりたくないからどうでもいいんだけども。

 

そんな人をみてると自分はこうはなりたくないなと心の底から思う。

 

なので。

自戒を込めて。

 

ご清聴ありがとうございました。

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