生きることと死ぬことを真剣にこどもたちにも考えてほしい:こども食堂店主のひとりごと

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torakchi

こども食堂【虎吉】店主。整体師。音楽家。水墨画家。バツ3。元女性風俗セラピスト。元PA(音響)。

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子育て

おはようございます。

 

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

本日のテーマは『生きることと死ぬこと』。

 

ふだんそんなことばっかり考えて生活していて、宇宙のドキュメンタリーとか動物のドキュメンタリーとかをみるのが大好きな虎吉店主の高木。

 

NHKでよくやってたからそういうのを幼少期の頃からよくみてた。

それを気持ち悪いとか意味不明とかよく言われた。

なんでそんなんみるん?とか。

 

別にええやないか。笑

ほっとけ。笑

でも一時期そんなふうに言われるのがイヤでひとりでコッソリみる時期もあった。

 

今はNetflixとかYouTubeでそういうのがたくさんありすぎて時間が圧倒的に足りないので虎吉のテレビは野球以外はもっぱらそんなのばっかり。

こどもたち含むお客さんに「なんでこんなんみてんの?」と相変わらずツッコまれる。

ほっとけ。笑

 

昔はただただ生き物が動いてるのをみるのが楽しかったけど、歳を重ねるにつれて世の中を知っていくと、人間の弱さを痛感していく。

 

人間はしょせん道具を使わないと何もできない。

 

逆に考えると、素材を道具に変換してそれを扱えるという超有能な頭がある。

だからこそ今こうしてスマホでポチポチできて、それをいろんな人にみてもらうことができてる。

 

そのおかげで繋がった人もたくさんいる。

 

良いところは素晴らしい。

のに。

 

他の動物は人間ほど頭が有能じゃないところはあんまり考えてないみたい。

 

考える人がいないわけではないけど、あまりにも少なすぎる。

 

海とか山とか他の動物たちが住むところに平気でゴミを捨てる人がたくさんいらっしゃる。

 

そのゴミがカラダに巻きついて苦しそうなイルカとかカメを映像でよくみる。

人間はちょっとみたらカラダに巻き付いてしまったゴミがどうなってるのかがわかる。

だからひとりでも取り外せるし、場合によっては助け合ってそれを取り外すことができる。

でも他の動物たちはそれができない。

それがどうなって巻き付いてるかを考える力がない。

場合によってはそのまま「死」に直結する。

 

ちょっと考えたらそうなることぐらい簡単にわかりそうなもんだけど。

 

映像でみるゴミの量はハンパじゃなく、ひとりが大量のゴミを捨ててどうにかなるレベルじゃない。

たくさんの人がいつもそこにゴミを捨てないとそうはならないレベルのゴミが捨てられてる。

 

何も考えない人がそんなにもいるのかーと思うと人間の身勝手さ、あまりの考えなさに憤りを覚える。

日本はまだそういうところはちゃんとするからまだマシだけど、そんなこと言ってる場合じゃない。全人類が考えないといずれ地球は住めなくなる。

 

 

 

山でクマに襲われてケガをする人とかのニュースをやってることがある。

それがあたかもクマが悪者のような言い方をする。

そしてそのクマを殺処分とか意味がわからない。

 

クマとか他の動物は襲いたくて襲ってるんじゃない。

 

自分たちの身を守るためにしかたなくやってるんだ。

 

彼らは獰猛なようですごく臆病なだけなのに。

人間がそんなことも考えずにズカズカと縄張りに侵入するから悪い。

自分の家に変な人が侵入してきたらそりゃ誰だって気分悪いだろうよ。

 

人間がクマに対して同じことをしてるのになぜクマが悪者になるんだ。

 

誰か「それはどうだろう…?」って止めに入る人いなかったのかしら。

 

クマが生活してることぐらい山に入る前に事前に予備知識入れとけ。

 

しかもそういうバカなことをやってるのはだいたいいい大人。

自分よりも歳が上の人がそんなことをしてる、と思うと情けなさすぎて人間不信に陥りそうだ。

 

山とか海みたいな自然の中では人間はホントに弱い。

皮膚が弱いから山道を歩くことすらままならない。

裸足で歩こうもんならすぐに足が使いものにならなくなるし、地面に枝とか予期せぬものがあってそれで足を挫いたりなんかしたらもう何もできない。

遭難してすぐに灰と化してしまう。

 

海に生身で入ったら、泳ぎが得意じゃないから他の動物に一瞬で襲われる。

そもそも肺呼吸なので海では生活ができない。

船の上ならまだなんとかなるけど船が沈んだら即終了。

 

土左衛門と化してしまう。

 

とにかく人間は弱い。

 

地球は人間が支配してるように考える人もいるけど、野に放たれたらそんなに長くは生きれない。

 

家があって寝るところがあってごはんも毎日3食食べれる。

 

それが当たり前になってしまってるので、死と隣り合わせなんて思わない人が圧倒的に多い。

 

今のこどもたちは和式のトイレで用を足すということができない。

こどもたちに限らずだけど。

ちゃんと聞いたことないけどウンコ座りで用を足すことができないとかなんとか。

 

ウンコ座りなのにウンコできない、、、。笑

 

いざという時どうするんだろう。

 

和式しかない所はずいぶん減ったけど、いまだに和式のところはまだまだある。

虎吉の1階のトイレはいまだに和式健在だ。

 

たかがトイレだけど、されどトイレ。

毎日のことだからかなり死活問題。

災害なんかでトイレがない状況になったら野グソだ。

その場合、ウンコ座りしないと用が足せない。

エライコッチャ。

 

トイレだけじゃなく食事もそう。

 

人のこと言えないけど好き嫌いは非常に厄介。

 

もし。

戦後の時代のように食べ物がなくなってしまったら。

 

好き嫌いなんて言ってられない。

 

虫を食べないと生きていけない、なんて状況に陥ってしまうこともあるかもしれない。

 

それはかなり精神的に負荷のかかること。

だけど、いざという時に備えて心の準備をしておかないと「死」に直結する。

 

当たり前のように食事にありつけることがどれだけ有り難いことか、をふだんから認識しておかないと、ホントにそういう状況になった時に何もできなくなる。

 

そんなこと有り得ない。

 

…なんて思ってる大人がわりと多いような感じがするので、こどもたちにもふだんからそういう話はしないといけない。

 

「イヤだ」

 

じゃすまない事態は常に隣り合わせだ。

 

東日本大震災。

阪神・淡路大震災。

能登半島地震。

 

日本は地震大国。

 

いつまた大地震が来るかもしれない。

なんなら南海トラフ地震が来るというのは確実視されてる。

 

台風がきても場合によっては大変なことになる。

 

災害はいつ起こりうるかわからない。

 

いつ通り魔に襲われるかもわからない。

 

常に隣り合わせの「死」を意識して生きていくことをもっと伝えたい。

 

ご清聴ありがとうございました。

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