こども食堂店主のひとりごと:下ネタ向上委員会

店主のひとりごと

おはようございます。

 

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

今回のテーマは『下ネタ向上委員会』。

 

下ネタを言うとバカにされたりいじられたり嫌な顔されたりする謎風習を疑問に感じたので下ネタの地位を上げようと思い、こんな名前をつけてみました。

 

下ネタは、笑いをとるために性的なこととか排泄のことを話す…みたいなのが一般的です。

 

うんちとか代表的です。

 

そんなことを言っていると女子に惹かれます。

間違えた、引かれます。

 

惹かれたら嬉しいやないかい。

 

わが虎吉でもこどもたちはごはんを食べながら下ネタを乱れ撃ちしております。

 

中には「下ネタ王」と呼ばれてるツワモノも。

 

10歳を超えたあたりから少しずつ興味を持ち始める性のこと。

 

でも誰も教えてくれません。

 

親はもちろん、学校の先生も。

友達は知ってるはずもないし。

 

そもそもちゃんとした知識を持ってる人自体、そんなにいない日本社会です。

 

じゃあどうやって学んでいくかというと。

 

実践で学んでいくしかないのです。

 

その話は長くなるのでまた別で。

 

そんな感じでですね、ちゃんと性のことについて学ぼうとしたら多くの場合茶化されたりしてまともに学ぶことができません。

 

ものすごく大事なことなのに。

 

虎吉のこどもたちも僕がマジメなトーンでそういうことを喋ると若干引き気味になります。

 

引かなくていいのに。

 

むしろがっついてこいよ。笑

 

下ネタ=なんとなく触れてはいけないもの

 

みたいな空気が漂っちゃってるんですね。

 

自分自身のことを振り返ってみても、あー…そんな感じだったかなーとちょっと感傷に浸りつつ。

 

そうやって茶化されて真剣に学ぼうとしてた気持ちがどこかに消え失せてしまったのを覚えています。

 

その結果、セックスがどんなものかもわからず、ただただAVみたいなことをして本質になかなかたどり着けなかった、っていうのが現実です。

 

おそらくそんな男子が90%以上占めてるんじゃないかと。

 

本質にたどり着いてるのはたぶん1割にも満たない。

 

だからこそセックスが原因でいろんな問題が起こってしまっている。

 

中絶とか、強姦とか、痴漢とかセクハラとか不倫とか。

 

その問題のいちばんの根っこは性のことを下ネタだ下ネタだと茶化したりするからだと思っています。

 

茶化すだけじゃなく、大人が誰もそのことについて触れたがらないのも大問題。

 

たとえばこどもに「どうやって赤ちゃんはできるの?」と聞かれた時。

 

この質問に対してまともに真実を告げる大人はおそらくほとんどいないでしょう。

 

何かしら誤魔化して真実からは遠ざけようとしてる。

 

教えたらいいじゃん。

そのまんまを。

 

何がダメなんだ?

 

自分が恥ずかしいからだけじゃないのか?

 

恥ずかしいことなのか?

 

何も悪いことじゃない。

恥ずかしいのは自分がしてることに対して自信が持てないからじゃないのか。

 

自信を持って私は素晴らしいセックスをしてます!

 

なんて言える大人はそうそういないと思うけど、じゃあ何故そこをもっと追求しようとしないのか?

 

勉強が大事だと言うなら人間として大切な性の問題をなぜもっと自分たちで勉強しない?

 

だから下ネタがいつまでも下ネタのまんまなんだよ。

 

下ネタっていう括りにしてしまうようなそんな下卑たことをしてるんじゃないはずだ。

 

もっと神秘的で素晴らしいもののはずなのに、そこをわかってない大人が多すぎる。

 

まず根本から見直さないとダメなんだよ。

 

排泄系の下ネタだって生きていく上ですごく大切なことなのに、何故か学校のトイレでうんちをするのは何か悪いことでもしてるかのようにいじられてしまう。

 

今でもそうなのかはよくわからないけど、ああいう風潮はマジでなくしたほうがいい。

 

学校で催すことだってあるじゃん。

人間なんだから。

 

何が悪いんだよ。

 

なので僕は学校で催した時は授業中に済ませておりました。

 

人として当たり前のことなのに。

 

下ネタの地位をもっと向上させようと思って書き始めたけど、思ったよりも大変な問題だということに気がつきました。

 

時間はかかるだろうけど、とりあえず目に映る人たちにはこのことを伝えていくところから始めたいと思います。

 

ご清聴ありがとうございました。

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