小学生女子が生意気なのは何故なのか考えてみた:こども食堂店主のひとりごと

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torakchi

こども食堂【虎吉】店主。整体師。音楽家。水墨画家。バツ3。元女性風俗セラピスト。元PA(音響)。

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店主のひとりごと

おはようございます。

 

こども食堂【虎吉】店主・高木のひとりごとです。

 

本日のテーマは『小学生女子が生意気なのは何故なのか考えてみた』。

 

先日。

 

小学生の女子がふたりでやってきた。

 

とても生意気で、来るやいなや「おーい」だの「金髪のヤンキー」だの、生意気な言葉を連発。

個人的にはそれぐらいのことは慣れてるからその時点では特に何とも思わない。

むしろそれぐらいの方が可愛いとさえ思うのが通常営業だ。

 

普段、生意気な言葉を投げかけられても何とも思わないのは、その生意気な言葉の中にもちゃんとリスペクトを感じるからだ。

 

だけどこの日はのっけから少し様子が違って、なんか不穏な空気を感じた。

 

この子たちは僕を人としてみておらず、バカにしていい対象としてしかみていないのではないか?

 

そんな予感がした。

そして予感は見事に的中した。

 

そこから生意気さはどんどんエスカレートしていき、罵詈雑言の嵐。

 

普段は極めて温厚で(自分でいう)こどもに対してイラつくことはないのだけど、今回ばっかりはさすがにかなりイラついてしまった。

 

イラついたというか、戸惑いが大きかったのかもしれない。

 

っていうのも。

ふたりの小学生女子のうち、ひとりの方、仮に「Aちゃん」としよう。

Aちゃんは何回も来てるしやり取りもしてるから性格とかどんな子なのかもある程度は把握してる。

 

だからAちゃんが放った言葉には特に何も感じなかった。

 

肝はもうひとりの方。

 

仮にその子を「Mちゃん」としよう。

Mちゃんのことはまったく知らない。

 

若女将によると何回かは来てるらしい。

だけど僕はこどもたちが来てもパソコンで動画編集をしたりホームページを更新したりする作業をしてることが多く、基本的にこどもたちの対応は若女将に任せっきりだ。

 

だから何回か来てはいるものの、僕自身は面識がなく、どんな子なのかまったくわからない。

初対面と言っても過言じゃない。

 

そんなMちゃんが初対面なのにクソ生意気な態度で僕を攻撃してくる。

 

僕の中では、何回か対面があって、ある程度慣れてきたらどれだけ生意気な態度で来られようが罵られようが何とも思わない。

 

だけど初対面でいきなりだと、いくらこどもでもさすがに警戒する。

そこに年齢は関係ない。

 

Mちゃんはとにかくすごかった。笑

 

「おい」だの「はやくしろよ!」だの「タラタラしてんじゃねーよ!」だの、たぶん僕じゃなかったら普通にシバかれてるであろう案件。笑

 

オススメって何ですかぁ?

とか聞いてくるものの、そもそも彼女たちは「お客さん」ではない。

 

僕の中では"オススメ"というのは、お金を払ってくれるお客さんだからこそ成立するものと思っている。

 

こどもたちの立場に立った時、無料で食事を提供してもらってるだけでも有り難いと思う。

さらにそれだけでなく、数あるメニューの中から選べるというではないか。

 

普通に考えたらこんなにも有り難いことはないじゃない?

 

そこに上乗せしてオススメを聞くなど、厚かましいにも程がある。

そんな考えを持ってるから、そもそもオススメを聞いてくることなど想定していない。

 

彼女たちはまだ"こども"がゆえに人生経験が浅い。

こども食堂の仕組みなぞわかってやしないだろう。大人でも理解してる人少ないんだから。

 

だから彼女たちは自分たちがお客さんのつもりでいる。

 

この意識のズレが、より彼女たちを「生意気」というフィルターを通してみてしまう要因なのだろう。

 

…にしてもヒドイ。笑

 

挙句の果てに、作った焼きそばを渡そうとしてもなかなか手を伸ばしやがらねぇ。#結局焼きそばを注文した

 

完全にMちゃんの目の前で「はい」と言ってるにもかかわらず。

やっと受け取ったかと思えばその時の顔ときたら、清々しいほどのふてぶてしい顔をしてらした。

 

何なんだコイツは…。

 

その日はさすがにわけがわからなくて、1日終わるまでなんかずっとモヤモヤしてた。

その反面「これは動画のネタになるな」と心の中でニヤニヤしたりもした。笑

 

そして1日が終わり、その日の撮影した動画を確認してみたところ、やっぱりイライラしてしまった。

次来た時も同じような態度だったらビシッと言ってやろう、と思うほどには。

 

普段の僕は、自分で言うのもなんだけど極めて温厚な性格。

"喉元過ぎれば熱さを忘れる"で、わりとすぐにどうでもよくなる性質を持っている。

そんな僕がいつまでもイライラしたりモヤモヤしたりが収まらないのは自分でもかなり珍しく、戸惑った。

 

その2日後。

 

同じくAちゃんとMちゃんが来た。

 

この時は若女将もいた。

若女将も一昨日の様子を動画でみてかなりご立腹の様子だったので、同じように生意気な態度だったらガツンと言ってやる!と息巻いていた。

 

ところが。

意外にも彼女たちは別人のように大人しかった。

 

なんでえ????笑

 

この日もMちゃんは焼きそばを所望。

若女将が作って渡そうとした時、同じようになかなか取らない素振りをみせた。

 

だけどそこからが少し違った。

ニコッと笑顔をみせてすんなり受け取った。

 

その差ってなんですか?笑

 

この日はそれ以降特に何もなく、 彼女たちは終始大人しいままだった。

釈然としないけど、それ以降も僕だけだったら生意気な態度でかかってくる。

若女将や他の大人がいた場合には比較的おとなしく過ごしている。

 

なんで僕だけにこんなにも生意気なんだろう?

 

若女将と議論してみたところ、この子たちの母親が厳しくて父親が甘いだとか、何らかの理由で父親にかまってもらえてないだとか、いろんな憶測が出た。

 

それもあるかもしれない。

 

さらに今のご時世、他人はおろか実の我が子でも叱れない親が多いとかいう意見もある。

僕らがこどもの頃は近所のオッサンやオバチャンにバチバチに怒られたりなんなら殴られたりしていたけど、現代でそんなことをしたら世間に叩かれてしまって精神的に病んでしまったりする。

だからみんな叩かれるのを恐れて誰もそんなことをしなくなった。

 

どのみち。

 

現代の親子間のコミュニケーションはかなり希薄なんだろうな、というのは容易に想像がつく。

 

こどもにとっていちばん近い存在なのは親だ。

その親とのコミュニケーションがうまくいってないとなると、こどもは社会に出た時に人を信じれなくなったりする。

 

社会というのは学校や幼稚園、友達関係も含まれる。

 

実際に僕自身がそうだった。

これを愛着障害と呼んだりする。

 

愛着障害の人間は心を閉ざしたり、他人に対して攻撃性が強くなったりする。

それは自分の心に踏み込まれることを恐れているから。

一種の防御反応みたいなもの。

 

彼女たちももしかしたら愛着障害で、人とコミュニケーションがうまくとれないんじゃなかろうか。

自らの弱い心を閉ざして踏み込まれないようにするために相手を攻撃するのではないか、と。

 

だとすると、若女将に対して攻撃しなかったのは、敵う相手じゃないと判断してとっとと白旗を揚げたんだ、と推測することができる。

 

愛着障害は、自らの心の弱さを受け入れないことには克服できるものじゃない。

 

そして克服するためには、心の拠り所が必要。

心の拠り所になりうる人は同じように愛着障害を経験した人の方がいい。

その理由は受け入れてくれる可能性が高いから。

愛着障害の人間の細かいことを気にする性質は、同じように愛着障害を経験した人じゃないとなかなか理解してもらえない。

 

それで言うと虎吉は店主・若女将ともに愛着障害経験者だからうってつけだ。

 

彼女たちは現在10歳。

 

およそ10年もの間、親と密にコミュニケーションがとれていない……のかもしれない。

 

仮にそうだった場合、こんな感じに生意気になるのは致し方なく、彼女たちに罪はない。

親の責任だ。

 

生意気な態度をとるだけじゃない。

ありがとうも言えない。ごめんなさいも言えない。他人の気持ちなんか1ミリも考えてない。

だから他人が不快な思いをしてるのにも気づかない。

同じような子がめちゃくちゃ多いのが現代だ。

たぶんこれはこども食堂をやってるからこそわかることなんだと思う。

そして、毎日開催してるかつ常に居酒屋と併設してる形のこども食堂は全国を見渡しても限りなく少ないから、この危機的状況をあんまり理解してもらえない。

 

これがこども食堂だからなのか。

学校や家でもそんな態度なのか。

友達同士でもそんな感じなのか。

 

それはまだわからない。

 

だけど、確実にわかってることがある。

小4女子の生意気な態度だけにとどまらず、おそらく半分以上のこどもたちが何も考えずに与えられるだけの人間になってしまってる。

このままいくと日本は終わる。

 

なんとかして阻止しないといけないんだけど、今はまだその手立てがみつからない。

 

どないしましょ。

 

ご清聴ありがとうございました。

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